2018年.地方都市から瞬く間にフランス全土へ広がり、政権に異を唱えた市民活動”黄色いベスト運動”。
社会的不平等への怒りと不満が高まるにつれ抗議はときに破壊行為へと激化。2019年にはパリで200人以上が拘束された。デモへの抑圧、死傷者を生む凄惨な武力鎮圧。
はたしてその「暴力」は正当な行為だったのか?市民や警察、弁護士、社会学者、心理セラピストら24名と対話し、疑問を語り合いながら、正義と呼ばれる「暴力」について考察する。
『暴力をめぐる対話』 Un pays qui se tient sage/The Monopoly of Violence
(2020年/フランス/カラー/ドキュメンタリー/93分)
監督:ダヴィッド・デュフレーヌ
配給:太秦
【気がかりな映画特集】
作品提供:太秦、疾走プロダクション、「ショージとタカオ」上映委員会、パンドラ