「障害者だからといって自ら片隅でこっそりする生き方は、障害者差別を容認することになる」と考え、その不自由な体を積極的に人前にさらしていく“青い芝”の人びとの姿をカメラは追う。
「私自身の〈関係の変革〉というテーマをベースにして、被写体=演じる者を、撮る側にどこまで見ることに耐えられるかを賭けてみたかった」(原一男)
『さようならCP』 Goodbye CP
(1972年/日本/カラー+モノクロ/ドキュメンタリー/83分/英語字幕)
監督・撮影:原一男
製作・配給:疾走プロダクション
【気がかりな映画特集】
作品提供:太秦、疾走プロダクション、「ショージとタカオ」上映委員会、パンドラ