テストがない、通知表がない、先生がいない
日本教育界で大きな話題となった『夢みる小学校』
劇場公開から3年。あの小学生たちは夢みる中学生になりました
希望あふれる ”ミライの教育ドキュメンタリー” いよいよ完結!
激動のAI時代に対応するため、2020年度から教育指導要領の主題が「探求学習」に大きく舵を切りました。30年前から「体験学習」を実践している先進的な学校があります。
宿題がない、テストがない、「先生」がいない、「きのくに子どもの村学園」。
この学園に、ヒット映画「いただきます」シリーズのオオタヴィン監督が密着取材、
2022年に公開された『夢みる小学校』は、教育界で大きな話題となりました。
第33回日本映画批評家大賞を受賞、今なお全国で爆発的に上映が続いています。
出演した小学生たちは中学3年生になりました。
新たに撮影した中学生パートを30分間追加・再編集した感涙の完全版の登場です。
夢みる中学生たちは、私たちの古い教育観を大きく変えてくれるでしょう
ナレーションは吉岡秀隆。エンディングテーマはザ・ブルーハーツの『夢』。
わくわくするシーンの連続、童心にかえったような初々しい感動。
全国で10万人が目撃した ”ミライの教育・ドキュメンタリー” いよいよ完結です
堀真一郎(きのくに子どもの村学園の理事長)
子どもの自発性と個性と体験学習を基本方針とする学校は、すごく楽しい。
そして、機嫌がよくて元気でたくましい子どもが育っています。
A・S・ニイルのこのことばが、わたしたちの学校のことをよく表してくれています。
『まず子どもを幸福にしよう。すべてはその後に続く。』
茂木健一郎(脳科学者)
A I時代に向けて、人間にしかできない思考、個性を伸ばしていくしかない。
教科の壁を超えて体験学習をすることは、
これからの人工知能時代にふさわしい能力を発揮できるような脳のOSがつくられるのです。そういう意味でこの学校は、”ミライの学校”だと思います。
尾木直樹(教育評論家、法政大学名誉教授)
きのくに子どもの村学園には以前から注目し、ゼミ生と何度か訪れています。
自己肯定感が高く、探究心あふれる子どもたちのたくましい姿に、
日本にもここまで自由で子ども中心の学校があるのかと驚嘆したものです。
一人でも多くの方が、私たち市民の手で、”教育を再興”する行動に加わってくださることを願ってやみません。
養老孟司(解剖学者)
小学校はこれでいいのだ、という感を深くした。
多くの小学校がなぜこうならないのか、という疑問が以前からある。
この記録映画で、大人は自分を考え直す機会を与えられた、と思うべきであろう。
小雪(俳優)
この学校は、人間力が高い子どもたちがいる場所。
親や世間に刷り込まれていないクリエイティビティを感じます。
子どもがやりたいことを自分で選択できる。
こうした素敵な子どもの村の教育システムを
公立学校も学んでほしいな、と思います。
親が教育を自由に選択できる、そんな世の中になるといいな。
『夢みる小学校 完結編』(2021年/日本/カラー/91分)
プロデューサー・監督・撮影:オオタ ヴィン
出演:堀真一郎(きのくに子どもの村学園学園長)、茂木健一郎(脳科学者)、尾木直樹(教育評論家)、辻信一(文化人類学者)、高橋源一郎(作家)、福田弘彦(伊那市立伊那小学校校長)、西郷孝彦(桜丘中学校前校長)
ナレーション:吉岡秀隆
制作・配給:まほろばスタジオ