日時
上映中~3月13日(水)※上映終了
料金
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(18歳以下) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
上映中~3月13日(水)※上映終了
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(18歳以下) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
息子の罪を庇う加害者家族と、全てを失った貧しき被害者遺族。
遺族を使用人として雇い始まった奇妙な共同生活の辿り着く先とは?
『ローサは密告された』など、フィリピンの暗部をえぐり、社会問題や社会的リアリズムを通してそこで強くたくましく生きる庶民の姿をリアルに描いてきた鬼才ブリランテ・メンドーサ監督。新たな境地とも言える本作は、フィリピンの田舎町で巻き起こった交通死亡事故から始まる当事者家族同士の心の機微と赦しをテーマに描いた家族ドラマである。
凝り固まった映画ファンの映画的常識に挑む野心作人はどう罪と向き合い、どう赦し、そして生き直せるのか?
本作はただのハートフルムービーではなく、不穏な雰囲気とともにストーリーは次々と観るものの予想を裏切る展開を見せ、抒情的な映像の奥で、大きな疑問符をわれわれ観客に突きつける。
本作は観る者の慈悲の心を問い、そして観客の凝り固まった映画常識への挑戦的な作品であるとも言える。
国民的スター、ココ・マーティンや東南アジアで初の主演女優賞を獲得したジャクリン・ホセなど、フィリピンを代表する俳優陣が共演。また、東南アジアの色鮮やかな野菜や肉・魚を使ったフィリピンの郷土料理が沢山登場するところも見どころだ。
息子が起こした交通事故の罪を被り、刑務所に収監されていた家族の長の帰還を祝う宴の準備が進められている。収監されている間、妻と息子は、協力しあって家族と家計を守り、亡くなってしまった男の妻と子供たちを引き取り使用人として面倒を見ていた。しかし、宴の日が近づくにつれて後ろめたさと悲しみが再びあらわれ、「失った者」と「失わせた者」との間の平穏はかき乱されていく・・・
『FEAST -狂宴-』(2022年/香港/タガログ語、パンパンガ語/104分/シネスコ/原題:Apag/英題:FEAST/G)
監督:ブリランテ・メンドーサ
出演:ココ・マーティン、ジャクリン・ホセ、グラディス・レイエス、リト・ラピッド
脚本:アリアナ・マルティネス
撮影:ラップ・ラミレス
美術:ダンテ・メンドーサ
編集:イサベル・デノガ
音楽:ジェイク・アベラ
後援:フィリピン政府観光省
配給・宣伝:百道浜ピクチャーズ