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いまダンスをするのは誰だ?

上映中~3月7日(木)※上映終了

©いまダンフィルムパートナーズ

日時

上映中~3月7日(木)※上映終了

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(18歳以下) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000

詳細 DETAIL

どん底の自分を救ったのは、家族の愛と“ダンス”だった!
勇気と希望を与える、心揺さぶる感動作

「水曜どうでしょう」のテーマソング「1/6の夢旅人2002」や、
「第51回日本レコード大賞」優秀作品賞(2009年)を受賞した「手紙~親愛なる子供たちへ~」で知られるシンガーソングライターの樋口了一が、
俳優初挑戦した映画『いまダンスをするのは誰だ?』。

本作は、仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公がある日、40代で若年性パーキンソン病と診断されたことで出会った人たちや、「ダンス」を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリーです。

今回、自身初となる映画主演を務める樋口了一は、「第51回日本レコード大賞」優秀作品賞を賞した2006年頃からギターが弾きにくくなり、声が出しづらいといった体の不調を感じ始め、その原因がパーキンソン病だと2009年診断されていますが、現在も定期的にライブを行うなど、故郷の熊本を拠点にパーキンソン病と闘いながら音楽活動を続けています。現在59歳、撮影時は58歳。パーキンソン病当事者が主演する映画は日本初。「難病の中年サラリーマンの、みっともなくてなりふりかまわない真っ直ぐな気持ちを込めた人生というダンス」と、見どころを語っています。

古新舜監督は、「生活のリアルな仕方や、仕事での苦労、自分との葛藤。パーキンソン病当事者の樋口さんだからこそ表現できる表情や心の声を臨場感あふれる演技で披露されている」と語ります。

また、本作の発起人である松野幹孝さんは証券マンとしての働き盛り2012年、パーキンソン病と診断されました。病気の実情が知られていないため、孤立し苦悩した実話をもとに原案を作成し、孤立から救い、病気を知ってもらうため映画化に奔走しました。2022年3月、クランクイン直前、息を引き取りました。享年67歳。

ダンスインストラクター役に杉本彩、上司役に塩谷瞬、パーキンソン病仲間にIZAM、渋谷哲平、社長役に吉満寛人、顧客の病院院長役に新井康弘ら実力派俳優が集結しています。

【STORY】
実話から生まれた希望と再生の物語

功一は仕事一筋人間で生きてきたが、家庭を顧みず、妻とはすれ違いが続き、娘とも仲が悪かった。ある日、若年性パーキンソン病だと診断されるも、それを受け入れられず、一人孤独を抱えてしまう。職場でも仲間が離れていく。
そんな中、パーキンソン病のコミュニティ「PD SMILE」に通い始める。友人が出来、本音を話せるようになり、人とのふれあいの大切さと痛感する。料理にもチャレンジし食生活も改め、不仲だった娘ともダンスを通じて、お互いの関係が改善されていく。

パーキンソン病患者は、日本に約15万人。

日本に約15万人いるパーキンソン病患者。難病に指定され、生涯に渡って向き合わねばならない病気です。近年は30代~40代の働き盛りの若年性パーキンソン病の方も増えてきています。患者さん当事者は、パーキンソン病と診断されるまでに何年にもわたり、病院を転々とする人もおり、病名が明らかになった後も、仕事や家族との関わり方に悩んだり、苦しんだりしている方が多く存在します。完治の難しい進行性の難病ではありますが、しかしながら、薬で症状をコントロールし、定期的なリハビリテーションを行うことができ、さらに職場や社会の理解が進めば、日常生活や仕事生活を支障なく暮らしていける可能性のある病気でもあります(症状の発現は個人差の大きい病気です。)。

パーキンソン病当事者の仕事、人生、家族をリアルに描く

患者さん当事者が人生に悲観することなく、そして孤立することなく、笑顔で前向きに自分や家族、職場と向き合っていくために、どのような思考や発想、習慣を持つことが大切になるのか?激動の現代社会において、病気が及ぼす影響をマイナスとしてだけ捉えるのではなく、どのようにしたらプラスに変えていくことができるか。病気のみならず、変化の激しい現代社会を乗り越えていくためのきっかけを、パーキンソン病の当事者を取り上げたドラマとドキュメンタリーの2本立てを制作することで、社会に届けていきます。

『いまダンスをするのは誰だ?』(2022年/114分/G/日本)
原作・脚本・監督:古新舜
出演:樋口了一、杉本彩、小島のぞみ、山本華菜乃、塩谷瞬、IZAM、吉満寛人、渋谷哲平、新井康弘
主題歌:樋口了一
後援:日本神経学会、日本神経治療学会、日本パーキンソン病・運動障害疾患学会(MDSJ)、東京都医師会、千葉県医師会、千葉市医師会
配給:アークエンタテインメント