日時
上映中~2月8日(木)※上映終了
料金
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
上映中~2月8日(木)※上映終了
一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
パスミスは命取り?”屁理屈9割”と”名言(のようなもの)1割”から成る
画期的な恋愛群像劇が誘う、人間の「ダメさ」と「愛おしさ」の迷宮へ―。
こんがらがった複雑な恋愛事情を抱える5人の、
パスミスの許されない対話が繰り広げられてゆき、
やがてカタールW杯が始まる頃に迎える絶対に負けられない話し合いは
収集がつかず果てしなく、PK戦覚悟のシーソーゲームへー。
その不毛な会話のようで時折真を⾷った台詞やスポーツ界の偉人たちの名⾔も飛び出す登場人物たちの発⾔と行動に共感したり呆れたりしているうちに、恋愛映画を超えて、屁理屈だらけの人間のダメさと愛おしさの新たな地平へと誘われていく本作。その極めてストレンジポップな味わいの奇妙な恋愛映画を手がけるのは、199分に及ぶ恋愛群像劇『恋愛依存症の女』がシネマ・ロサの動員記録を達成し、第2作『階段の先には踊り場がある』も好評を得た木村聡志。最新作となる本作は、巧妙に仕掛けられた台詞の応酬や構成、散りばめられたサッカーや映画へのオマージュの楽しさも相まって第36回東京国際映画祭「アジアの未来」部門でのワールドプレミア上映では笑いを堪えきれない人が続出。上映後のQ&Aでも観客から深い考察が続々と繰り広げられるなど予想以上に大きな反響を得ている。
同じ美容室で働くむっちゃん(莉子)とグリコ(筧美和子)は、ふとしたきっかけでお互いの⾳楽の趣味が合うことを発⾒して以降はなんでも話し合う仲になる。ある⽇、美容室にグリコの元カレ・モー(綱啓永)が現れる。グリコはモーから復縁を迫られているらしい。グリコはシンガーソングライター ・ナカヤマシューコ(みらん)のライブで旧知のベンジー(中島歩)と再会。同⾏していたむっちゃんはベンジーに⼀⽬惚れしてしまう。 むっちゃんはグリコとモーの協⼒を得てなんとかベンジーと恋仲になろうと、モーはむっちゃんの力を借りてグリコにアプローチをし続けることに。そのまた⼀⽅、ベンジーはナカヤマシューコと関係を持っていて、むっちゃんからの恋⼼も感じているもののひさしぶりに会ったグリコに⼀番惹かれている。またグリコもむっちゃんへの罪悪感を感じつつも、久しぶりに会ったベンジーに惹かれていることに気付き始める。カタールW杯の⽇本戦が始まる頃、複雑にこんがらがってしまった恋の⽮印を整理するためにむっちゃん、グリコ、ベンジー、モーが⼀同に介するのであったー。
『違う惑星の変な恋人』(2023年/116分/日本/カラー/ヨーロピアンビスタ/5.1ch)
監督・脚本:木村聡志
出演:莉子、筧美和子、中島歩、綱啓永、みらん、村田凪、金野美穂、坂ノ上茜
劇中歌・主題歌:みらん(NOTT/NiEW)
配給:SPOTTED PRODUCTIONS