上映 MOVIES

SUB MENU

プログラムE『第七章「殺人考察(後)」』『終章「空の境界」』【劇場版「空の境界」未来福音 公開10周年記念 シリーズ一挙上映】

12月29日(金)~上映

©奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable  ©奈須きのこ/星海社・アニプレックス・講談社・ノーツ・ufotable

日時

12月29日(金)~上映

料金

【特別料金】¥1,600円均一※会員割引、サービスデー適用外、招待券使用不可

詳細 DETAIL

【STORY】


『第七章「殺人考察(後)」』

「殺人と殺戮は違うんだ。覚えてる、コクトー?人は、一生に一人しか人間を殺せないって」

心の底から「特別」になりたかった。
その願いが選択を誤らせた。否、あえて過ちへと導かれた。当時、それは最高にして唯一の方法だと信じて疑わなかったのだから。

それは4年前のこと。
1995年。彼と彼女は出逢う。

翌1996年、彼女は眠りに堕ちる。しかし、仄暗く芽生えた思いは、人知れず育まれ続けていた。 

その二年後の1998年。彼女は目覚め、新たな時を刻み出す。
同時に、彼女を得る為の思惑も人知れず蠢いて・・・・・・・・・今、4年後の1999年。
彼女をとらえる全ての仕掛けは破綻した、はず、だった。しかし、歯車は狂い出す。

4年ぶりに繰り返される通り魔殺人。夜ごと行われる人殺しは、彼女の内に潜む殺人衝動と、もう何処にもいない「織」を否応なく思い出させていた。

殺している、のは果たして「誰」だろう。
だからこそ、再び彼女は夜の街を徘徊し。
それゆえに、彼は彼女のために夜を往く。

殺人と殺戮の違い、特別である事と普通である事の違い、狂気と正気の違い、その正誤ではなく己の在りようだけが大切だったはずなのに、比べる事に囚われて———。

望んだのは、とても当たり前に大切な人と当たり前に生きていく、それだけの事なのに。その事をないがしろにした故の咎を、負う。

『第七章「殺人考察(後)」』(2009年/122分)
監督:瀧沢進介
脚本:平松正樹(ufotable)

キャスト
両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一
蒼崎橙子:本田貴子
黒桐鮮花:藤村歩
荒耶宗蓮:中田譲治
白純里緒:保志総一朗


『終章「空の境界」』

四年前の一九九五年の三月 彼は、彼女に出会った。

『終章「空の境界」』(2010年/33分)
監督:近藤光
脚本:平松正樹

キャスト
両儀式:坂本真綾
黒桐幹也:鈴村健一


【劇場版「空の境界」未来福音 公開10周年記念 シリーズ一挙上映】
原作:奈須きのこ「空の境界」(講談社ノベルス)