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消えない灯り

上映中~1月11日(木)※上映終了

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上映中~1月11日(木)※上映終了

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織田美織(「人でなしの恋」)×金澤美穂(「哀愁しんでれら」)

現在、そして将来の日本社会が抱えていく空き家問題をモチーフに
娘と亡き父親の心の交流を描くヒューマンドラマ。

実家の思い出と現実の狭間で葛藤する主人公・花村茉莉役に、映画『ヒカリサス海、ボクノ船』でデビューしドラマ、CMを中心に活躍してきた織田美織。本作で初主演を飾る。
父の秘密を知る陽子役に第一回TAMA映画賞で新進女優賞を受賞した『60才のラブレーター』『哀愁しんでれら』の金澤美穂。茉莉の父親役に平田満、家を出て行った母親役に朝加真由美、ほかに温水洋一、宍戸美和公、塩 顕治、北浦愛、諏訪珠理など、ベテランや個性派俳優などが脇を固める。
監督・脚本は「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ジャパン部門でベストアクトレス受賞の『痣』や、オムニバスホラー映画「狂い華」の一篇「呪いうつり」を手掛け、国内外でその手腕を高く評価されている井上博貴。現実の社会問題を背景に、観る者の心にそっと寄り添うヒューマンドラマを完成させた。

【STORY】
その温もりは消えない—

過疎化が進み、空き家の数も多くなってきた地方都市。
かつてその街に住んでいた主人公・茉莉は亡くなった父親の遺産として実家を譲り受けることになり、売却処分することを決めていた。

そんな中、遺品整理をしに実家に帰ってきた時、父の幻影を目にし、すぐに売却することに躊躇いを感じ始める。職を失い、フリーター生活をしていた茉莉は、収入が少ないながらも、なんとか実家を売却せず、父の魂の居場所を維持できないかと模索し始める。

そんなある日、家の周りに不審者が彷徨いていると近所の人から連絡があり、急いで実家に戻ってみるのだが、その人物はかつて教師だった父を慕っていた教え子の陽子であることが判明する。
茉莉は、そんな陽子から、折に触れ、自身の知らない父の話、娘である自身への想いを聞くことになり、亡き父への想いが募らせていく。

『消えない灯り』(2022年/日本/カラー/アメリカンビスタ/74分)
監督・脚本・編集:井上博貴
出演:織田美織、金澤美穂、宍戸美和公、塩顕治、北浦愛、諏訪珠理、温水洋一、朝加真由美、平田満
配給:ミカタ・エンタテインメント