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アメリ デジタルリマスター版 Le fabuleux destin d'Amélie Poulain/Amélie

上映中~12月28日(木)※上映終了

Ⓒ2001 UGC IMAGES-TAPIOCA FILM-FRANCE 3 CINEMA-MMC INDEPENDENT-Tous droits reserves

日時

上映中~12月28日(木)※上映終了

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000

詳細 DETAIL

あの瞬間を、あの感動を、もういちど─。
新たに出会う“アメリ”。

観る人みんなが幸せになる!
2000年代初め、それまでの歴史を次々に塗り替え、
社会現象となった奇跡の映画!

フランスでは公開直後から「観る人みんなが幸せな気持ちになれる」と口コミが広がり、当時のシラク大統領やジョスパン首相も観賞した『アメリ』。
それまで『デリカテッセン』(91)『ロスト・チャイルド』(95)『エイリアン4』(97)とアーティスティックでダークな世界を得意としたジャン=ピエール・ジュネ監督が、「人々を幸せにする映画を撮りたい」と方向転換。自分が好きなものと幸せの種を埋め込んだのが、パリの下町、モンパルナスを舞台にしたロマンチックコメディ『アメリ』だった。幸せの種は世界中で芽吹き、各地でロングラン・ヒットを連発。2002年には映画界最高峰の祭典アカデミー賞(R)で外国語映画賞、美術賞など5部門にノミネートされたのだった。

ジュネ監督監修でデジタルリマスター 懐かしいパリの風景に幸せが広がる

ショートボブにクリンとした瞳。口角をクニュッと丸めてほくそ笑むなど、いたずら好きなアメリを表情豊かに演じたのは、当時、映画デビューしたばかりのオドレイ・トトゥだ。ジュネ監督は脚本段階で別の俳優を主演に想定していたが、スケジュールの都合で断念。新たにキャスティングを始めたところ、『エステサロン/ヴィ-ナス・ビューティー』(99)のポスターでトトゥを発見し、即採用となったという。トトゥはキュートな笑顔と確かな演技力が相まって本作で大ブレイク。来日時にはとぼけたコメントで取材陣を笑わせるなど、アメリのような無邪気さで幸せを振りまき、彼女のいない『アメリ』は想像できないほどのはまり役と絶賛された。

あれから20年以上経ち、名作『アメリ』がジュネ監督監修でデジタルリマスター化された。色彩は鮮やかに、CG処理も最新技術できめ細やかになってスクリーンに再登場する。
カフェでのんびりと噂話を楽しみ、キヨスクで毎朝、新聞を買うのが当たり前だったあの頃。スマホもSNSもない、人々がのほほんと暮らすパリの下町をのぞいてみよう。何度観てもアメリのおせっかいにニヤニヤ、ロマンチックな隠れんぼに心がほっこり。時が変わっても色褪せない魅力をスクリーンで楽しもう。

【STORY】

幸せになる

風変わりな両親の間に生まれたアメリは、父の誤解から学校に通えず、空想の世界で一人遊びする子ども時代を過ごした。大人になった今はパリの下町、モンマルトルで一人暮らししている。恋人や同世代の友達はいなくても、カフェ「ドゥ・ムーラン」の個性的な同僚や常連客に囲まれて、居心地がよい毎日を過ごしてきた。
宝箱を見つけたことをきっかけに、周りの人々を幸せにする喜びを見出したアメリ。自分の幸せには無頓着だったが、ある日、不思議な青年ニノに恋をするが…。

『アメリ デジタルリマスター版』(2001年/フランス/フランス語/121分/シネスコ/G)
監督・脚本:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ
配給:アルバトロス・フィルム