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父は憶えている Esimde/This is What I Remember

上映中~12月21日(木)

日時

上映中~12月21日(木)

料金

一般¥2,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000

詳細 DETAIL

第35回東京国際映画祭 コンペティション部門 正式出品
第15回アジア太平洋映画賞 審査員特別賞

キルギスひいては中央アジアの名匠アクタン・アリム・クバト監督最新作
大国ロシアの陰で変わりゆく世界に抗い、
慎ましく生きる人々の姿からささやかな希望の光がさしてくる

自ら主演も担う、キルギスを代表する名匠アクタン・アリム・クバトの最新作は、雄大な自然の中、かつて日本にもあった原風景のような人々の営みを、あたたかく時には苦く、見つめる。監督が母国のインターネットニュースで見つけた実話を元に紡がれるものがたりは、変わりゆく世界に抗い、伝統と文化を守ろうとする家族の姿を映し出し、ささやかな希望を灯す。

【STORY】
父は帰ってきた。記憶と言葉を失って─

キルギスの村にひとりの男が帰ってきた。23年前にロシアに出稼ぎに行ったきり行方がわからなかったザールクだ。記憶と言葉を失ったその姿に家族や村人たちは動揺するも、そこに妻ウムスナイの姿はなかった。心配する家族や村人たちをよそに、ザールクは溢れる村のゴミを黙々と片付けるのであった。無邪気に慕ってくる孫、村人とのぎこちない交流に、穏やかな村の暮らし。そんな中、村の権力者による圧力や、近代化の波にのまれ変わっていく故郷の姿が、否応なくザールクに迫ってくる。果たして、家族や故郷の思い出は甦るのか?息子や妻の名前を再び口にすることはあるのだろうか?

『父は憶えている』(2022年/キルギス・日本・オランダ・フランス/カラー/1:1.85/105分/キルギス語・アラビア語・英語/英題:This is What I Remember/原題:Esimde)
監督・主演:アクタン・アリム・クバト
出演:ミルラン・アブディカリコフ、タアライカン・アバゾヴァ
配給:ビターズ・エンド