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さまよえ記憶

上映中~8月31日(木)※上映終了

©「さまよえ記憶」製作委員会

日時

上映中~8月31日(木)※上映終了

料金

【特別料金】¥1000均一

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話題作の演出に携わる野口雄大映画監督デビュー作!

朝ドラや大河ドラマをはじめ、数々の映像作品を演出し活躍してきた
映像作家・野口雄大が、実体験をもとに、自ら脚本・プロデュースも務めた
映画監督デビュー作となる「さまよえ記憶」を制作。

本作で主演を務めるのは映画、CM、舞台などで活躍し、主演映画作品『BIRD SONG』がイビザ国際映画祭審査員特別賞を受賞した永夏子。「記憶」がテーマとなっている今作ですが、彼女自身が心理カウンセラーの資格を持っているなど、作中だけでなく、普段から人間の「心」、「記憶」に向き合っているからこその想いなども伝わってくる演技が見どころ。永夏子演じる詩織の父親役は北野武監督『キッズリターン』で東京スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞し、『あゝ荒野』(2017)、『ザ・ファブル』(2019)など数多くの映画出演、多彩な活動をするモロ師岡。息子をなくした娘を心から心配し、「過去ではなく今を生きてほしい」という思いから必死に娘を守ろうと奮闘する父親を演じています。また、人の記憶と情報を交換する”情報質屋”を『カメラを止めるな!』でブレイクした“どんぐり”こと竹原芳子が務め、”情報質屋”というファンタジーな役柄を、竹原氏が持つ独特な雰囲気かつ、自然体な演技で見事に演じております。本作の監督は『恋せぬふたり』(2022)や、現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』などの演出に携わっている野口雄大。自らが体験した出来事をもとに、脚本・監督・プロデューサーを務めた映画監督デビュー作です。

人間が生きる上で決して逃れることのできない「記憶」。大切な人との「記憶」は宝物である一方、その相手が大切であればあるほど、時としてその「記憶」が苦しみに変わることもある。本作は、そんな「記憶」との向き合い方を、観る者にあらためて問いかける。

【STORY】
大切なひとを、質にいれました。

佐藤詩織(永夏子)は、行方不明になった息子・隆の行方を探し続けていた。行方不明になってから3回目の隆の誕生日を迎えたある日、「欲しい情報」と、「それに見合った価値のある記憶」を交換できる力を持った情報質屋(竹原芳子)と出会う。隆の居場所の情報を欲しい詩織。だが、過去に縛られて生きる詩織を解放し今を生きて欲しいと考える父・英樹(モロ師岡)は、詩織を守ろうと奮闘する。父の愛を感じながらも、同じように愛する息子に再会するため、詩織は自身の「大切な記憶」を情報質屋に預けてしまう。そこに待ち受けていた結末とは・・・

『さまよえ記憶』(24分/2023年/日本/G)
脚本・監督・プロデューサー:野口雄大
出演:永夏子、モロ師岡、竹原芳子、野口聡太
監修:落合賢
撮影:谷口和寛
照明:赤塚洋介
録音:小牧将人
製作:デジタルハリウッド大学大学院
配給:ギグリーボックス