上映 MOVIES

SUB MENU

キングダムⅠ RigetⅠ/The KingdomⅠ

上映中~8月2日(水)※上映終了

© 2022 DR & Zentropa Entertainments2 ApS

日時

上映中~8月2日(水)※上映終了

料金

【特別料金】一般¥3,000円/障がい者割引¥2,500 ※会員割引、サービスデー適用外、回数券・招待券使用不可

リンク

詳細 DETAIL

90年代に全世界を震撼させ、熱狂的なファンを生んだ伝説のホラーシリーズが
四半世紀を経て、最新作を含む全作品を一挙劇場公開!

今、伝説の扉が、開かれるー
驚天動地、奇々怪々、度肝を抜く映像体験の再来。

『キングダムⅡ』の作品ページはこちら

今やデンマークだけでなく、北欧を代表する巨匠となったラース・フォン・トリアー。カンヌでのパルムドール受賞など、輝かしい受賞歴を誇る一方で、観る者を挑発する作風で常に物議を醸してきたことでも有名だ。そんなラース・フォン・トリアー監督のフィルモグラフィの中でも、特異な存在となっているのが90年代に制作されたドラマシリーズ「キングダム」である。

デンマークの架空の病院を舞台に、善良と思いきや狂気を感じさせる登場人物、荒唐無稽なのになぜか惹きつけられるエピソードの数々を交えて展開する同作は、デンマーク本国で最高視聴率50%越えを記録、社会現象を巻き起こした。ここ日本でも5時間弱の劇場用映画として2本にまとめられて公開され大ヒットとなった。その後も、“ホラーの帝王”スティーヴン・キングが作品に惚れ込み、2004年にリメイク版「キングダム・ホスピタル」として米国で製作されるなど、デヴィッド・リンチの「ツイン・ピークス」などと並び、世界中に多くの熱狂的なファンを生んだ傑作ホラーシリーズとなった。しかし、主演俳優であったエルンスト・フーゴ・イエアゴーをはじめ出演者が複数亡くなったことを期に、第2シーズンで制作は中止、未完のままとなっていた。

ところが、2020年12月に突然、最終章である『キングダム エクソダス<脱出>』の制作が発表された。そして、2022年ついに完結することとなった。

【STORY】

Ep1.2

巨大病院キングダムは古い洗濯池の跡地に建った病院で、今では合理主義の牙城である。だが、そんなキングダムに暗黒の呪いが甦ろうとしていた。スウェーデン人である神経外科の主任医師ヘルマーは、嫌いな国デンマークのこの病院で、些細な事で部下である医師たちに八つ当たりをすることに快感を覚えている。一方、医師長の息子モッゲは仕事そっちのけでセクシー看護婦にのぼせあがり、父の医師長メースゴーは“朝の空気運動”に力を入れ、患者のことなどそっちのけである。やがて、そんな病院に仮病を使って入院することが好きなドルッセ夫人が入ってきた。彼女は降霊術を趣味としていたが、あるとき病院内のエレベーターで少女の泣き声を聞き、それが心霊のものと直感した彼女は、その世にも悲しげな声の正体を求め探しはじめるのだった・・・。

Ep3.4

病院には毎日決まった時間に偽の救急車による通報が入ってくる。そして、その旧型の救急車の曇った窓ガラスの中には血まみれの少女の手が映っていたのだった。病理学者のボンドは珍しい肝臓ガン患者の肝臓を手に入れようとしていたが、患者の家族が標本への提供に同意してくれない。しかし、医学の発展のためにどうしても悪性ガンに冒された肝臓が欲しかったボンドは、自らの身体に移植し入手してしまう。一方、幽霊となって現れる少女マリーのことを調べていたドルッセ夫人は、死亡報告書に彼女の埋葬場所が書かれていないことに気付き、彼女の遺体を捜す決意をする。同時に、病院内ではますます怪しく混乱すべき事件が蔓延し、別れた男との間に出来た子供を宿す医師ユディットにも、世にも恐ろしい事件が近づきつつあるのだった・・・。

『キングダムⅠ』(1994年/デンマーク/デンマーク語、スウェーデン語/283分/カラー/1:1.78/5.1ch/原題:RigetⅠ/英題:The KingdomⅠ)
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:エルンスト・フーゴ・イエアゴー、キルステン・ロルフェス、ギタ・ナービュ、セーン・ピルマーク、ピーター・マイジンド、ウド・キア
配給:シンカ
提供:シンカ、TC エンタテインメント