日時
上映中~8月31日(木)※上映終了
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
上映中~8月31日(木)※上映終了
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
人種差別、性差別、階級差別、選民主義、権威主義に怒りを爆発させ、反旗をひるがえす大貧民たちが、大金持ちしか入れない超高級レストラン<BASTARDS>を乗っ取り、<EAT THE RICH>と改名して金持ちを血祭りにする!イギリスの庶民派テレビ局で人気を呼んだ社会風刺コメディ番組「ザ・コミック・ストリップ」でポストモンティ・パイソンとして注目を浴びた英国コメディ集団コミック・ストリップの一員であるピーター・リチャードソン監督が、パイソンズより遥かに過激に強烈な風刺を利かせて制作、ジョージ・オーウェルの小説「動物農場」やビートルズの楽曲「Piggies」のテーマにも通じる、猛烈な社会批判を展開するも、初公開時、その猛毒に誰もついて行けずに映画史上空前の空振りを記録した、勇気溢れるとんでもないブラック・コメディ『金持を喰いちぎれ』が36年ぶりに戻ってきた。
なぜいま、これがリバイバルされるのか、まったくわからないが、食料品も軍事費も何でも値上げで生きづらさ増す日本の現状からすれば、我々は80年代英国人の気持ちに納得するだろう。そして何の躊躇もなくそれを映画という表現で世に叩きつけた本作は、あらゆる物事が<ふつう><平均>に落ち着こうとする現代において人類が忘れ去ろうとしている何かをもたらすにちがいない。この年月を経て、人類はこの猛毒の理解に近づいたのか、それとも遠ざかったのか、進化か退化を問われるまさかの正式リバイバルで、遂に金持ちを喰いちぎるときがやってきてしまったのだ。
ロンドンで最も金持ちの集まる高級レストラン<バスターズ>でウェイターとして働くアレックスは、いけ好かない客やマネージャーにいびられクビになり、身寄りも友人も家もなく社会の最下層に沈んだ。同じくロンドンでは乱暴で下品だが実行力のある上流階級の権力者、超タカ派内務大臣ノッシュが、ソ連のスパイである英国情報部司令長官が仕掛けた女性スキャンダルの罠にはまるが、送り込まれた高級コールガールは一発でノッシュの子をはらんだ。底辺部隊を組成するアレックス。<イート・ザ・リッチ>と改名されたその高級レストランでミンチ肉料理に舌鼓を打つ金持ちたち。社会の最上位と最底辺の対決のときが迫る。
『金持を喰いちぎれ』(1987年/イギリス/89分/原題:EAT THE RICH)
監督:ピーター・リチャードソン
脚本:ピーター・リチャードソン、ピート・リッチェンス
サウンドトラック:モーターヘッド
出演:ロナルド・アレン、ジミー・ファッグ、ラナー・ペレー、フィオナ・リッチモンド、サンドラ・ドーン、レミー、ノッシャー・パウエル、ロン・ター
ゲスト出演の“ザ・コミック・ストリップ”メンバー:ロビー・コルトレーン、ドーン・フレンチ、ナイジェル・プレイナー、エイドリアン・エドモンドソン、リック・メイヨール、ジェニファー・ソーンダース
さらにゲスト出演:キャシー・バーク、カトリン・カートリッジ、ショーン・チャップマン、ダーレン・ネスビット、ミランダ・リチャードソン、クー・スターク、ルパート・ヴァンジッタート
さらに豪華ミュージシャン出演:ヒュー・コーンウェル(THE STRANGLERS)、ジュールズ・ホランド、ポール・マッカートニー、シェイン・マガウアン(THE POGUES)、サンディ・ショー、スティーヴ・ウォルシュ(KANSAS)、ビル・ワイマン(THE ROLLING STONES)、アンジー・ボウイ、ウェンディ・O・ウィリアムズ、ワーゼル(MOTORHEAD)、フィル・キャンベル(MOTORHEAD)、フィルシー・アニマル・テイラー(MOTORHEAD)
制作:アイアン・フィスト・ピクチャー
提供:キングレコード
配給:ビーズインターナショナル