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ミート・ザ・フューチャー〜培養肉で変わる未来の食卓〜 MEAT THE FUTURE

上映中~7月27日(木)※上映終了

©︎2021 LizMars Production Inc.

日時

上映中~7月27日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000

詳細 DETAIL

エシカル・ライフ・シネマ特集

「世界中の人がベジタリアンやヴィーガンになるわけではありません。ですから、従来の肉を作る方法に対する解決策が必要なのです。培養肉は持続可能な社会を目指すテクノロジーによる一つの解決策のように思えます」

マーシャル監督

英語原題の『MEAT THE FUTURE 』のMeetは(出会う)ではなく肉のMeatです。本作は、フード・テックの最前線をいく、クリーン・ミート、ピュア・ミートと称される培養肉のスタートアップ企業「アップサイド・フーズ(旧メンフィス・ミート)』のCEO兼共同設立者のウマ・ヴァレティ博士が培養肉の開発に挑戦する姿を2016年から2019年まで追いかけたドキュメンタリーです。

2050年までに世界の肉の消費量が2倍になると予測され、既に畜産に使われている土地は世界の陸地の半分近くを占め、畜産由来の温室効果ガスは車から排出されるものより多いというのが現実です。
そこで現在世界的に注目されているのが「培養肉」です。これは従来の畜産業が抱える屠殺という倫理的問題と環境への影響を排除し動物の細胞から肉を育てるものです。
リズ・マーシャル監督は「この映画は、新しい産業の誕生を捉えている」と言います。
ビル・ゲイツやリチャード・ブランソン、食品大手のカーギルやタイソン、ソフトバンク・グループなどは、「培養肉」が食品として市場に出回ることを確信しアップサイド・フーズに投資しています。

【STORY】
動物を繁殖、飼育、屠殺するも必要なく、本物の肉が持続的に生産される世界。

これはもはやSFではなく、身近なところにあります。
この最前線にいるのは、メイヨークリニックで訓練を受けた心臓専門医のウマ・ヴァレティ博士です。
彼はカリフォルニア州バークレーに拠点を置く人工培養肉製造会社アップサイドフード(旧メンフィス・ミート)の共同設立者兼CEOであり「培養肉」革命に関する主要な人物です。
本作は、ヴァレティと彼のチームを4年間にわたり追跡し、1ポンドあたり18,000ドルの世界初のミートボールから、初めて半分のコストでチキンフィレを誕生させ、差し迫るミライの肉「培養肉」の誕生に消費者の関心を寄せます。
このタイムリーな業界のゲームを変えるソリューションを探求する『ミート・ザ・フューチャー』は、動物行動学者であり作家のジェーン・グドールがナレーションを担当し、多くの著名ミュージシャンの作品プロデューサーを手掛けたモービーが音楽を担当します。

アップリンクによるストリーミング・マガジン【DICE+】にて『ミート・ザ・フューチャー〜培養肉で変わる未来の食卓〜』を紹介!
 監督インタビューも! 記事はこちら

『ミート・ザ・フューチャー〜培養肉で変わる未来の食卓〜』(2020年/カナダ/84分/英語・ヒンディー語/原題:MEAT THE FUTURE)
監督:リズ・マーシャル
出演:ウマ・ヴァレティ、ニコラス・ジェノベーゼ、エリック・シュルツ、ケーシー・カーズウェル、ダニエル・デスメット、マシュー・レオン、マイケラ・ウォーカー、ムリナリ二・ パルヴァタネニ、ブルース・フリードリヒ、アマンダ・リトル
音楽:モービー
ナレーション:ジェーン・グドール
配給:アップリンク