日時
上映中~7月27日(木)※上映終了
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
上映中~7月27日(木)※上映終了
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000
“遺灰”の旅は、熱情とユーモアを持って描かれ、 イタリアの戦後史をも語る。 そのモノクロ映像の美しさ、音楽の美しさ、ゆったりした語り。 わずか90分に映画の豊かさが凝縮されている。『父/パードレ・パドローネ』 『カオス・シチリア物語』『グッドモーニ ング・バビロン!』 が知られる名匠タヴィアーニ兄弟が、 2018年に兄ヴィットリオが死去後、 現在91歳の弟パオロが初めて一人で発表した、深い感動を残す傑作である。
タヴィアーニ兄弟の名作『カオス・シチリア物語』の原作者でもあるピランデッロ。
作家のエピソードを並べるのではなく、その短編小説「釘」を映像化した一編で作家を語るという、見事な構成で終幕を飾っている。
映画の主人公は、 1936年に亡くなったノーベル賞作家ビランデッロの“遺灰”である。死に際し、「遺灰は故郷シチリアに」と遺言を残すが、 時の独裁者ムッソリーニ は、作家の遺灰をローマから手放さなかった。 戦後、 ようやく彼の遺灰が、 故郷へ帰 還することに。 ところが、アメリカ軍の飛行機には搭乗拒否されるわ、はたまた遺灰が入った壺が忽然と消えるわ、次々にトラブルが・・・。 遺灰はシチリアにたどり着けるのだろうか?!
◆アップリンクによるストリーミング・マガジン【DICE+】にて『遺灰は語る』を紹介!◆
監督インタビューも! 記事はこちら
『遺灰は語る』(2022年/イタリア映画/90分/モノクロ&カラー/PG12/原題:Leonora Addio)
監督・脚本:パオロ・タヴィアーニ
出演:ファブリツィオ・フェッラカーネ、マッテオ・ピッティルーティ、ロベルト・エルリツカ(声)
字幕:磯尚太郎
字幕監修:関口英子
配給:ムヴィオラ
後援:イタリア大使館
特別協力:イタリア文化会館