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上映中~5月10日(水)※休映日あり
上映中~5月10日(水)※休映日あり
聖地マシュハドで起きた娼婦連続殺人事件。
女性ジャーナリスト・ラヒミが目撃した英雄視されていく犯人の真の姿とは―。
イランの聖地アシャドで2000年から2001年にかけて16人もの犠牲者を出した “スパイダー・キラー”と呼ばれたサイード・ハナイによる売春婦連続殺人事件に基づいた衝撃作。監督は、第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ受賞の『ボーダー 二つの世界』(18)で映画界の注目を一気に集めた、北欧の鬼才アリ・アッバシ。主演は、セックス・スキャンダルによって女優として成功を収めていたイランからフランスへ亡命を余儀なくされたザーラ・アミール・エブラヒミ。本作の鬼気迫る素晴らしい演技で第75回カンヌ国際映画祭主演女優賞に輝き、世界から賞賛された。
聖地マシュハドで起きた娼婦連続殺人事件。「街を浄化する」という犯行声明のもと殺人を繰り返す“スパイダー・キラー”に街は震撼していたが、一部の市民は犯人を英雄視していた。
事件を覆い隠そうとする不穏な圧力のもと、女性ジャーナリスト・ラヒミは危険を顧みずに事件を追う。ある夜、彼女は、家族と暮らす平凡な一人の男の心の深淵に潜んでいた狂気を目撃し、戦慄する——
『聖地には蜘蛛が巣を張る』(2022年/デンマーク・ドイツ・スウェーデン・フランス/ペルシャ語/118分/シネスコ/5.1ch/R-15/原題:Holy Spider)
監督:アリ・アッバシ
出演:メフディ・バジェスタニ、ザーラ・アミール・エブラヒミ
脚本:アリ・アッバシ、アフシン・カムラン・バーラミ
音楽:マルティン・ディルコフ