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ヌーのコインロッカーは使用禁止

上映中~4月13日(木)※上映終了

© 2021 映画『ヌーのコインロッカーは使用禁止』公式サイト.

日時

上映中~4月13日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

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詳細 DETAIL

上西雄大が伝えたかったもうひとつの『ひとくず』

ヒロインのヌーを演じるのは本作でロンドン国際映画祭、マドリード国際映画祭外国語部門で最優秀女優賞を獲得した古川藍。
ヌーの担当教員・瀬戸瑠璃子役は映像劇団テンアンツの看板女優徳竹未夏。ほか田中要次、菅田俊、白川和子、そして田村亮などが脇を固める。
主題歌は昭和を代表するシンガーソングライターの山崎ハコが書き下ろした。
絵画協力は現在大阪在住でスウェーデン、ドイツで活躍中のアーティスト山崎宥。本作ヌーのモデルでもある。障害者アートは世界を変えられるとの思いで作品制作に励んでいる。
全てを失った男が新天地でスケッチブックを手にした無垢な天使によって心を動かされていく・・・大阪を舞台にした喪失と再生の物語。

【STORY】
知的障害者の那須叶(なすかなえ)通称ぬー。
彼女は母親を求めながら、赤ん坊の頃捨てられたロッカー
“ぬ5515”を守り続け、毎日コインロッカーの前で絵を描き続けていた。

ある日、刑務所から出所した男・黒迫和眞(くろさこかずま)と出会う。
黒迫は、別れた妻子に金を送る為、現在はヤクザである友人の木嶋から紹介してもらった覚醒剤売買で金を稼ぐ。
ヌーのコインロッカーの傍で覚醒剤売買をしながら次第にヌーに興味を持ち、思い付きでSNSでヌーの絵をアップし始める。
海外の有名アーティストから絵を買いたいとの連絡が入り、高額で売ろうとした黒迫だったが、ヌーの純粋な心に触れ良心が生まれる。
そんな時、ヌーが白血病により倒れ余命を宣告される。
黒迫はヌーに、適合した自分の骨髄を移植するが、覚醒剤売買が発覚し、警察に連行される。
病院を抜け出し冷たい雨に打たれながら黒迫を追って警察署の前で再び倒れたヌーは、無理が祟り亡くなってしまう。
釈放された黒迫はヌーの担当施設職員・瀬戸瑠璃子によって、ヌーが黒迫へ残した沢山の絵と想いを受け取る。

『ヌーのコインロッカーは使用禁止』(日本/99分/G)
監督・脚本・プロデューサー:上西雄大
出演:古川藍、上西雄大、徳竹未夏、工藤俊作、城明男、谷しげる、剣持直明、安田浩志、速水今日子、阿部大将、久藤今日子、田中要次、菅田俊、白川和子、田村亮
企画・制作・配給:10ANTS