第75回 カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞
「2人の繊細な演技が素晴らしく、感動的」
「豊かで美しく、愛に溢れている」世界が絶賛!
静かに心揺さぶる、深く永い友情と人生の物語

世界39言語に翻訳され、イタリア文学の最高峰・ストレーガ賞に輝いた同名の国際的ベストセラー小説が、待望の映画化。『オーバー・ザ・ブルースカイ』の監督&脚本家が共同監督し、山と対峙して己と向き合い未来を見つめる青年たちの、かけがえのない友情と魂の交流を丹念に紡ぎ出した。ルカ・マリネッリ&アレッサンドロ・ボルギ、イタリア映画界屈指の実力派俳優豪華競演。北イタリア、モンテ・ローザ山麓のアオスタ渓谷を中心に、トリノ、ヒマラヤ山脈で撮影を敢行。パルム・ドール受賞作『TITANE/チタン』の撮影監督ルーベン・インペンスによる圧倒的な映像美とカメラワークで豊かな四季の自然と友情、葛藤しながら2人がそれぞれの道を発見してゆく様を映し出す、揺さぶられるほど懐かしく切ない一大抒情詩が誕生した。

【STORY】
山がすべてを教えてくれた
父の秘めた想いと遺志、親友との心地良い沈黙と魂の交流、
そして自分の人生と居場所——
都会育ちで繊細な少年ピエトロは、山を愛する両親と休暇を過ごしていた山麓の小さな村で、同い年で牛飼いをする、野性味たっぷりのブルーノに出会う。まるで対照的な二人だったが、大自然の中を駆け回り、濃密な時間を過ごし、たちまち親交を深めてゆく。やがて思春期のピエトロは父親に反抗し、家族や山からも距離を置いてしまう。時は流れ、父の悲報を受け、村に戻ったピエトロは、ブルーノと再会を果たし・・・
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『帰れない山』(2022年/イタリア・ベルギー・フランス/イタリア語/1.33:1/5.1ch/147分/原題:Le Otto Montagne)
監督・脚本:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン&シャルロッテ・ファンデルメールシュ
出演:ルカ・マリネッリ、アレッサンドロ・ボルギ、フィリッポ・ティーミ、エレナ・リエッティほか
撮影:ルーベン・インペンス
原作:「帰れない山」(著:パオロ・コニェッティ 訳:関口英子 新潮クレスト・ブックス)
配給・宣伝:セテラ・インターナショナル
宣伝協力:ポイント・セット