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私、オルガ・へプナロヴァー I, Olga Hepnarova/Já, Olga Hepnarová

上映中~6月7日(水)※上映終了

日時

上映中~6月7日(水)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000

詳細 DETAIL

チェコ最後の女性死刑囚 22歳のオルガ、心震える実話。

“私、オルガ・ヘプナロヴァーはお前たちに死刑を宣告する・・・”
ある日、彼女は自分の中の悪魔を解き放った。

2016年ベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニング作品を飾った本作は、2010年に刊行された原作「Ja, Olga Hepnarová」を元に、チェコ映画界の新鋭トマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダ両監督が映画化。主演は『ゆれる人魚』(15)、『マチルダ 禁断の恋』(17)のポーランド出身、ミハリナ・オルシャニスカ。社会の片隅でもがく絶望の演技でチェコ・アカデミー賞主演女優賞を受賞。誰にも打ち明けられず、誰にも理解されず、誰にも助けられない、怒りと絶望が水滴のようにグラスに留まって、やがて零れ落ちるとき運命の扉が開く…感傷を一切排したこの衝撃作は、加害者と被害者どちらにもなりうる私たちを残して、平手打ちのように終わる。

【STORY】
“ 彼女の唯一の逃げ道は、自殺か復讐か —— ”
自分が受けた苦しみと、自分が置かれた絶望の代償。

1973年、22歳のオルガはチェコの首都であるプラハの中心地で、路面電車を待つ群衆の間へトラックで突っ込む。この事故で8人が死亡、12人が負傷する。オルガは逮捕後も全く反省の色も見せず、チェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処された。犯行前、オルガは新聞社に犯行声明文を送った。自分の行為は、多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたと示す。自らを「性的障害者」と呼ぶオルガは、酒とタバコに溺れ、女たちと次々、肌を重ねる。しかし、苦悩と疎外感を抱えたままの精神状態は、ヤスリで削られていくかのように悪化の一途をたどる・・・。

『私、オルガ・へプナロヴァー』(2016年/チェコ・ポーランド・スロバキア・フランス/チェコ語/105分/B&W/5.1ch/1:1.85/原題:Já, Olga Hepnarová)
監督・脚本:トマーシュ・ヴァインレプ、ペトル・カズダ
出演者:ミハリナ・オルシャニスカ、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリーシコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレク
原作:ロマン・ツィーレク
提供:クレプスキュール フィルム、シネマ・サクセション
配給:クレプスキュール フィルム