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異端の純愛 Tales of Bliss and Heresy

上映中~6月15日(木)※上映終了

©︎2022 Noboru Iguchi/WONDER HEAD

日時

上映中~6月15日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900/障がい者割引¥1,000

詳細 DETAIL

不道徳なまでに純粋。禍々しくも美しい。
《マイノリティな3つの愛》の物語。

本作は監督自身の経験をヒントに、自らの性に世界との違和感を持ち、屈折した愛情に葛藤する男女の姿を描いた異色のオムニバス作品。
『片腕マシンガール』『惡の華』の井口昇監督が長年温めてきた「商業映画では絶対企画が通らない究極の純愛映画」。イマジナリーフレンドとの恋、片腕の女性に惹かれる高校生、秘密を抱える潔癖なカップル。三島由紀夫、谷崎潤一郎を想起させる3つの悲恋を、妄想と現実が交差するスタイリッシュな映像で彩っていく。各エピソードが絡み合い辿り着く予測不能なクライマックスでは、「愛とはなんだろう」という普遍的な問いかけが激しく胸を打つ。
本作では、井口監督の過去作品のキャスト・スタッフが集結しているのも見所のひとつ。『片腕マシンガール』の八代みなせは、16年ぶりに片腕のヒロインを演じ、『ゾンビアス』の中村有沙、『ライヴ』の山本愛莉、『スレイブメン』の中村優一など、数多くのキャストが再集結している。
また現在、作品をより広く全国に届けるため、モーションギャラリーにてクラウドファンディングも実施中!


世界に背く、愛を見せよう。

「上司と部下」「男子高校生と年上の女性」「喫茶店のウェイトレスと客」、それぞれ秘密を抱えた男女が服従と支配の関係を超え、誰にも描いた事のない倒錯した愛に辿り着く姿を3つの物語を交差させて描いていくオムニバス形式の映画。


【上映作品】

『うずく影』
デザイン会社に勤める哲也(大野大輔)は、由美(山本愛莉)を精神的に追い詰めて満足しているようなパワハラ男。その忍耐が限界まで達した時、由美の背後に「影」のような謎の男が現れ、剛への逆襲が開始される。
やがて、二人の立場が徐々に変わっていく中で、奇妙な絆が芽生えていく、、。

出演:山本愛莉、大野大輔


『片腕の花』
高校生の小出裕輔(岡田佳大)は、喫茶店で美しい女性アミ(八代みなせ)と出逢い、彼女が片腕である「秘密」を知ってしまう。
アミはクラスメイトの女子二人から苛められている裕輔を「復讐するべきよ。それを果たしたら私の秘密をもっと教えてあげる。」と翻弄する。
少女達への殺意に目覚めてゆく裕輔は、片腕の女性への憧れと想いを高め、倒錯した愛に向かっていくが、、。

出演:八代みなせ、岡田佳大、山本愛莉、中村優一、まお(せのしすたぁ)、井上智春


『バタイユの食卓』
子供の頃のトラウマにより、食事と排泄する事に罪悪感を持ってしまう青年・二瓶烈(九羽紅緒)。彼は喫茶店のウエイトレス・珠子(中村有沙)から食事に誘われるが、パニックを起こしてしまう。しかし、珠子には烈を誘った理由と、誰にも言えない「秘密」があった。二人はお互いを傷つけつつ決して触れてはいけない愛の領域に堕ちていく、、。

​出演:中村有沙、九羽紅緒



『異端の純愛』 (2022年/日本/98分/カラー/シネマスコープ)
監督・脚本・企画プロデューサー:井口昇
プロデューサー・音楽:福田裕彦
協力プロデューサー:上野遼平
ラインプロデューサー:福井真奈
製作・配給:大頭 ワンダーヘッド