日時
上映中~4月27日(木)※上映終了
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
上映中~4月27日(木)※上映終了
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
1944年、スロバキア第一共和国。第二次世界大戦下、仲間たちが楽しむ娼館を後に、部隊から脱走した一人の若い兵士がいた。彼は、流産後田舎の軍需工場で働く妻の元に身を寄せ、脱走兵であることを隠しながら妻と共に工場で働き始める。しかし、運命のいたずらか、娼館にいた謎の美女が工場経営者と結婚するために村にやってきて……。
閉鎖的な軍需工場のある小さな村を舞台に、生き延びるために奔走する男女を描いたサスペンス・ドラマ。新進気鋭のスロバキア人監督ペテル・マガートが、デブリス・カンパニーの舞台劇「EPIC」をベースに、北アイルランドの脚本家ユエン・グラスが手掛けたオリジナル脚本を映画化。これが長編英語版デビュー作となる。ナチス・ドイツの支配に対して起こったスロバキア民衆蜂起を背景に、「小さな王国(原題)」とも言うべき傲慢な男が独裁的に経営する軍需工場で、生存を懸け繰り広げられる愛憎劇、パワハラ、裏切り、忍び寄る戦争の暗い影。衝撃のラストが胸を打つ。
エヴァ役には、スウェーデン生まれの『ザ・クーリエ』(2019)出演のアリシア・アグネソン、ジャック役には、イギリス出身で『リジェネレーション』(2015)でも主演したラクラン・ニーボア。バール役には、アメリカ出身で、『ジョジョ・ラビット』(2019)や『ヘルボーイ』(2004)出演のブライアン・キャスプ、謎の美女・キャット役には、クロアチア出身のクララ・ムッチなど、世界各国からキャストが集結した。
第二次世界大戦末期、スロバキア第一共和国の歩兵部隊は森の中に佇む娼館を見つけ、ひと時の休息を楽しんでいた。仲間たちが娼婦と個室に消えるなか、転居したばかりの妻エヴァから届いた手紙を握りしめていたジャックは娼館を抜け出し、夜の森を走り出す。銃声の音を耳にしながら軍をから脱走したジャックは、エヴァとの再会を果たし、エヴァが傲慢な男バールが経営する田舎村の軍需工場で働いていることを知る。脱走兵であることを隠し、工場で働き始めるジャック。そんな中、戦後の工場経営に危機を感じていたバールは、注文確約の条件して政府の役人ハナーチェクの愛人との結婚を要求される。その女とは、ジャックが逃げた娼館にいた美女・キャットだった。
『未来は裏切りの彼方に』(2019年/スロバキア/98分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:Little Kingdom)
監督:ペテル・マガート
出演:アリシア・アグネソン、ラクラン・ニーボア、ブライアン・キャスプ、クララ・ムッチ、ヤン・ヤツクリアク、エイミー・ラフトン、アビゲイル・ライス、クリスティーナ・カナートヴァー
脚本・原案:ユエン・グラス
脚本:ルツィア・ディッテ、ミハエラ・サボ
プロデューサー:ズザナ・ハディモヴァー、ブラニスラヴ・フルピーク
配給:NEGA