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流星

4月1日(土)一日限定上映 ※上映終了

© HARK

日時

4月1日(土)一日限定上映 ※上映終了

料金

【1日サービスデー料金】一般・シニア(60歳以上)¥1,200/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)¥900 ※各種招待券等使用不可

詳細 DETAIL

レスリー・チャン没後20年特別上映にて『流星』の上映が決定!

『流星』は、『欲望の翼』『ブエノスアイレス』のレスリー・チャンが父親役として主演し、プロデューサーとしても参加したヒューマンドラマ。チャールズ・チャップリンの名作『キッド』をモチーフにした本作では、失脚した元証券アナリストの男が捨てられていた赤ん坊を拾い、愛情深く育てていくなかでの悲喜こもごもが描かれ、無償の愛の表情に溢れるレスリーの父親役は必見です。

現場では子役俳優を抱きかかえ、アイドルや歌手としてのイメージを完全に捨てていたレスリー

『流星』は、社会の底辺で生きる悩める男の物語。2ヶ月半の撮影期間中、レスリーはアイドルや歌手としてのイメージを完全に捨てて、撮影終了まで髪はボサボサ顔には無精ひげを生やして撮影に取り組んでいました。レスリーは撮影の待ち時間に、当時まだ4歳だった子役俳優エリクソン・イップをラウンジで抱きかかえ、怪獣が子どもを襲うゲームなどをしてラウンジを笑いの渦に巻き込んでいた、と監督は振り返る。エリクソン・イップが演じたのは、彼に養子に出された孤児役で、演技の経験がなかった。なので、レスリーはいつも撮影現場に早く来てエリクソンと親しくなろうとしていた。映画の撮影が終わった後も二人の友情は続いていたのだとか。
監督は「レスリーはプロの俳優だった」と語る。「彼は言い訳をせず、常に協力する方法を見つけ出してくれました。相手方の演技や演出方法に支障があるときは、自分の演技方法を調整して相手方をリラックスさせ、双方が最高の効果を発揮できるようにした」と当時を振り返る。

【STORY】

香港で働く敏腕証券アナリストのウェイは、株価大暴落のあおりを受けて失業し付き合っていた彼女にも見放されてしまう。何もかも失い絶望のさなかにいるウェイは赤ん坊が捨てられているのを発見する。「金持ちに拾われて」というメモとともに捨てられていた赤ん坊を一度は置き去りにするものの、大雨が降りだしウェイは慌てて赤ん坊の元へ走るのだった——。

『流星』(1999年/中国/カラー/111分)
監督:ジェイコブ・C・L・チャン
出演:レスリー・チャン、エリクソン・イップ、キャリー・ン、ティ・ロン
配給:ハーク