日時
上映中~5月3日(水)※上映終了
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
上映中~5月3日(水)※上映終了
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
昨年他界した、ファッション界の巨匠と呼ばれたアンドレ・レオン・タリー。人種差別が色濃く残る時代のアメリカ南部で幼少期を過ごしたアフリカ系アメリカ人の彼が、如何に最も影響力のあるファッションキュレーターにまでのし上がったのか。
長年にわたり、ファッション業界に欠かせない存在であり続けるアンドレ・レオン・タリー。そのキャリアはあまりに長く、彼がオシャレの定義ではない時代を想像するのが難しいほどだ。ケイト・ノヴァック監督による本作は、ジム・クロウ法の影響下にあったアメリカ南部で幼少期を過ごしたアンドレが、現代において最も影響力のあるテイストメーカーおよびファッションキュレーターの一人になるまでを感動的に描き、ファッションに関する作品であるだけでなく、アメリカにおける一人のアフリカ系アメリカ人の経験も映し出している。
本作は、アンドレの愛する祖母が教えた品格や黒人教会での若かりし日々が、後にWWD紙やW誌、VOGUE誌などで成し遂げる型破りな業績に与えた興味深い影響を初めてひも解いていく。ファッション史上最も華やかな瞬間を伝える貴重な記録映像に、自身の人生とキャリアを振り返るアンドレの赤裸々な言葉を織り込み、20世紀のアメリカ文化における最もユニークな人物の一人であるアンドレへの記念碑的作品である。『メットガラドレスをまとった美術館』のチームが手掛け、アナ・ウィンター、マーク・ジェイコブス、トム・フォードなど、ファッション界の著名人がインタビューに答えた『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』は、制作が相次ぐファッション・ドキュメンタリー映画の中でも見るべき一作に加わったと言えるだろう。
美しい映像と高度なリサーチによって紡ぎ出された本作では、人々が記憶するタープに包まれてる大きな体の派手なアンドレとは対照的なその内面、彼の心と魂と人生を知る事になる。
『アンドレ・レオン・タリー 美学の追求者』(2017年/アメリカ/93分/英題:THE GOSPEL ACCORDING TO ANDRÉ)
監督:ケイト・ノヴァック
製作:アンドリュー・ロッシ(『メットガラ ドレスをまとった美術館』監督)
出演:アンドレ・レオン・タリー、アナ・ウィンター、トム・フォード、マーク・ジェイコブス、イヴ・サンローラン、カール・ラガーフェルド、ノーマ・カマリ、ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、ウーピー・ゴールドバーグ、イザベラ・ロッセリーニ、ウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)、ラルフ・ルッチ、サンドラ・バーンハード、マノロ・ブラニク、アンドレ・ウォーカー
日本語字幕:柏野文映
提供・配給:リージェンツ