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上映中~5月4日(木)※上映終了
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フランスで5人に1人が観たという、国民的大ヒットを飛ばした『最高の花婿』(2014)。フランスはロワール地方を舞台に、敬虔なカトリック教徒で保守的なヴェルヌイユ夫妻の4人の娘たちが、それぞれアラブ人、ユダヤ人、中国人、コートジボワール人と結婚したことから起こる異文化バトルをユーモアたっぷりに描き、日本でも大絶賛を浴びた。2019年には続編『最高の花婿 アンコール』ができその年のフランス映画興行収入No.1を獲得した。そしてさらには2022年、3部作として作られた続編はまさにフィナーレを飾る最終章。欠点だらけだが憎めないあの多国籍ファミリーが、さらなる大騒動と事件を抱えて帰ってくる!
海外移住すると騒いでいた娘夫婦たちを自分の住む街シノンにつなぎ留めて一安心のクロードとマリー夫妻。クロードは売れない本の執筆活動に余念がない。
そんなクロードは婿たちとのお付き合いの嵐に悩まされている、やれ安息日だ、絵の個展だ、芝居の初日だとしょっちゅうお呼びがかかる・・・。これでは執筆に専念できないと悩みの多いクロード。
一方、独特な絵画を描き続ける三女セゴレーヌの個展が開かれて、ドイツ人の富豪で著名なアートの収集家ヘルムートがセゴレーヌの作品に興味を持つ。ヘルムートが所有するNYのギャラリーで個展も夢ではない?と話しを持ちかけられて夢のようだと喜ぶヴェルヌイユ夫妻とセゴレーヌ。夫のシャオはヘルムートの出現に内心穏やかではない。
セゴレーヌとシャオの夫婦仲がぎくしゃくし出したことで、離婚第1号になるかも、と内心ほくそ笑むクロード。ヘルムートはリッチでイケメン、婿にはぴったりなのだと。しかしヘルムートの目的は意外なところにあったのだ・・・。そんな中、もうすぐ結婚記念日40周年を迎えるクロードとマリー夫妻をお祝いしようと娘たちはサプライズパーティーを計画して婿たちに話を持ちかける。
それは婿たちの両親もみんな呼び寄せて大親戚一同集まるパーティーを計画してお祝いすることだった。果たしてイスラエル、アルジェリア、中国、コートジボワールから集結した両親たちが無事一緒にパーティーを楽しめるのだろうか?
『最高の花婿 ファイナル』(98分/2022年/フランス/仏語/音声:5.1ch/原題:Qu’est-ce qu’on a TOUS fait au bon Dieu?)
監督:フィリップ・ドゥ・ショーブロン
出演:クリスチャン・クラヴィエ、シャンタル・ロビー、メディ・サドゥアン、アリ・アビタン、フレデリック・チョウ、ヌーム・ディアワラ、フレデリック・ベル、アリス・ダヴィ、エミリー・カーン、エロディー・フォンタン、パスカル・ンゾンジ、サリマタ・カマテ
字幕:横井和子
配給:セテラ・インターナショナル