上映 MOVIES

SUB MENU

オルフェ【没後60年 ジャン・コクトー映画祭】 Orpheus/Orphée

2月17日(金)公開

© 1950 SND (Groupe M6)

日時

2月17日(金)公開

料金

【特別料金】一般¥1,500/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

死んだ妻に会うために冥界へ向かう男の悲恋を描いたギリシャ神話のオルフェウス神話もコクトーの手にかかれば、1950年代のパリにて、死の王女に思いを寄せる詩人の物語と変身する。

『詩人の血』にも登場した鏡というアイテムが今度は冥界へと続く扉となり、恐ろしくも優雅な旅路へと誘う。また、カーラジオから流れる詩などミステリアスかつ耽美な要素が散りばめられつつも、死神の付き人を思わせる黒装束のバイカーや街中での追走劇などが当時のパリの風景の中で描かれ、通俗性を兼ね備えた活劇としての魅力も充分。主人公オルフェを演じるのはジャン・マレー。死の王女役には『ブローニュの森の貴婦人たち』、ジェラール・フィリップと共演した『パルムの僧院』(1948)で知られるマリア・カザレス。異界の美しい住人を圧倒的な存在感で演じ切り、説得力を与えている。

『オルフェ』(1950年/フランス/モノクロ/95分/原題:Orphée)
監督・脚本:ジャン・コクトー
出演:ジャン・マレー、フランソワ・ペリエ、マリア・カザレス、マリー・ディア
撮影:ニコラス・エイエ


【没後60年 ジャン・コクトー映画祭】
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム