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いちばん逢いたいひと

上映中~3月9日(木)※上映終了

日時

上映中~3月9日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

あなたがいちばん逢いたいひとは誰ですか

男性にも、女性にも、大人にも、子供にも、成功者にも、善人にも、運命は人を選ばず苦難をもたらすことがあります。それは時に耐え難い苦しみであったり、やってはいけないことへの誘惑であったり、死ぬことより辛いことであったり、死そのものであったりします。そうした理不尽な人生の困難に翻弄されながらも、それでも人は生きていくことをあきらめません。半ばあきらめながらも自分を励ましながら進んでいきます。
この映画は、生きていくなかで耐え難い苦しみや、理不尽な運命に心が折れる瞬間を何度も感じながら「いちばん逢いたいひと」を生きる原動力として前に進んでいく人たちの物語です。
人は、自分のためには頑張れなくても、人のためには頑張れる生き物です。
映画にも出てくる骨髄移植は、献血のようなお手軽なものではありません。時間的にも肉体的にもドナーに負担を強います。
それでも、骨髄バンクにドナー登録し、骨髄提供者となる人々の根底にあるのは、人の命の大切さを想う強い心だと思います。
映画の主人公 楓は叫びます。「今、生きていることに、全て意味がある!」と。
前向きに生きることは簡単ではありません。プラス思考で自分を励まして、人を信じて積極的に生きていくことはとても難しい生きかたです。しかし、骨髄移植で命を救われた楓は、命の大切さを、人を想うことの尊さを、ひいては自分が生きることが他人を生かす事でもあることを、とても身近に感じています。生きたくても生きられなかった人の想いの重さを感じています。
もし、あなたが人生の苦難を前に立ち止まってしまったら思い出してください。
あなたがいちばん逢いたいひとは誰ですか?

【STORY】
今生きていることに、すべて意味がある。

かけがえのない人を失いながら、それでも懸命に生きていこうとする一人の男と一人の少女。異なる人生を歩みながら探し求めた、それぞれの「いちばん逢いたいひと」とは。。。
11歳の女の子、楓は、ある日突然授業中に倒れてしまい、検査の結果「急性骨髄性白血病」と診断され、辛く長い闘病生活が始まった。幼い楓にとって、抗がん剤治療や放射線治療は過酷でしかなかったが、隣のベッドで同じ病気と闘っている与志だけが唯一の心の支えだった。
同じ頃、IT企業を経営する柳井健吾は最愛の娘を白血病で亡くしてしまう。経営者の健吾は仕事を優先せざるを得なかったが、娘を失ったことで、幸せだと思っていた家庭は崩壊へと向かってしまう。家族を失ってしまった健吾にとって、今や骨髄ドナーになれたことだけが人生で唯一の誇れることだった。

『いちばん逢いたいひと』
監督:丈
出演:倉野尾成美、三浦浩一、不破万作、田中真弓、大森ヒロシ、崔哲浩、中村玉緒、高島礼子