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Peter Barakan’s Music Film Festival 2022

開催中~10月27日(木)※上映終了

© Peter Barakan’s Music Film Festival

日時

開催中~10月27日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

ピーター・バラカンが選んだ音楽映画フェスティヴァル

去年めでたく初の音楽映画祭を開催して、とてもいい感触を得られました。そこで調子に乗って第2回の開催です。今回は日本初公開の作品がいくつかあり、昨年の話題作もライン・アップに加えました。ジャンル的に多岐にわたったライン・アップになっています。ロック、ルーツ・ミュージック、ソウル、ジャズ、レゲェ、アフリカ、インド、日本の民謡、クラシックまで扱った様々な映画を集めました。音楽好きの映画ファン、映画好きの音楽ファン、共に好奇心を刺激する作品が揃っていると思います。
東京の開催が終わった後地方でも展開する予定です。上映希望の映画館があればぜひご連絡ください。

ピーター・バラカン Peter Barakan/1951年ロンドン生まれ。
ロンドン大学日本語学科を卒業後、来日。現在フリーのブロードキャスターとして活動、「バラカン・ビート」(インターFM)、「ウィークエンド・サンシャイン」(NHK-FM)など多数のラジオ番組を担当。著書に「Taking Stock どうしても手放せない21世紀の愛聴盤」(駒草出版)など。

【上映作品・スケジュール】

作品名をクリックいただくと各作品ごとの上映日時・ご予約ページへ進みます

10月14日(金) 12:20 ディーバ デジタルリマスター版
10月15日(土) 16:00ブリティッシュ・ロック誕生の地下室』+上映後トーク
10月16日(日) 14:10バビロン
10月17日(月) 12:20 『アメリカン・エピック エピソード1ザ・ビッグ・バン 元祖ルーツ・ミュージックの誕生』+『エピソード2「血と土」過酷な労働 から生まれたブラック・ミュージック』
10月18日(火) 12:30アメリカン・エピック エピソード3 多民族音楽国家アメリカ
10月19日(水) 12:20アメリカン・エピック エピソード4 セッションズ
10月20日(木) 12:30ブリング・ミンヨー・バック!

10月21日(金) 18:45 『アメリカン・エピック エピソード1ザ・ビッグ・バン 元祖ルーツ・ミュージックの誕生』+『エピソード2「血と土」過酷な労働 から生まれたブラック・ミュージック』
10月22日(土) 18:45アメリカン・エピック エピソード3 多民族音楽国家アメリカ
10月23日(日) 18:45ルンバ・キングズ
10月24日(月) 18:45バビロン
10月25日(火) 18:45ブリティッシュ・ロック誕生の地下室
10月26日(水) 18:45ブリング・ミンヨー・バック!
10月27日(木) 18:45アメリカン・エピック エピソード4 セッションズ

アメリカン・エピック日本初公開 (2017年/エピソード1(57分)エピソード2(60分)エピソード3(88分)、 エピソード4(116分)/カラー・モノクロ/アメリカ/英語/原題:American Epic)

©2017 Lo-Max Records Ltd.

エピソード1 ザ・ビッグ・バン 元祖ルーツ・ミュージックの誕生Episode 1: The Big Bang
『エピソード2「血と土」過酷な労働から生まれたブラック・ミュージックEpisode 2: Blood and Soil

エピソード3 多民族音楽国家アメリカ Episode 3:Out of the Many, the One
エピソード4 セッションズEpisode 4:The American Epic Sessions
※エピソード1、エピソード2は同時上映

電気による録音が可能になった1925年から、アメリカ各地の住民を視野に入れたレコードが作られるようになりました。そのプロセスを描いた3部作のドキュメンタリーではフォーク、カントリー、ブルーズ、ジャグ・バンド、ゴスペル、ケイジャン、ネイティヴ・アメリカン、ハワイアン、ラテンの世界を掘り下げ、最後の長編では甦らせた20年代の機材で現役世代のミュージシャンたちが当時の曲を再現する姿が記録されています。2017年にイギリスとアメリカのテレビで放映されたシリーズの日本初上映です。

監督:バーナード・マクマホン
出演:タージ・マハール、ジャック・ワイト、ウィリー・ネルスン
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム


バビロン日本初公開(1980年/95分/カラー/イギリス・イタリア/英語/原題:Babylon)

© 1980 National Film Trustee Company Ltd

ロンドンのレゲェ・シーンを舞台に、作り物とは思えないリアリズムでアスワドのブリンズリー・フォードが演じるサウンド・システムのDJの活動を追うストーリーです。1980年に公開された頃には全く知らなかった作品ですが、今見てもその時代のロンドンで人種差別がいかに横行していたか、ありありと伝わります。

監督:フランコ・ロッソ
出演:デイヴィッド・N・ヘインズ、トレヴァー・レアード、ヴィクター・ロメロ・エヴァンズ
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム


ブリティッシュ・ロック誕生の地下室日本初公開(2021年/88分/イギリス/英語/原題:British Rock Born in A Basement)

©SIXTY TWO Films Ltd.
イギリスのロックが誕生した地下室。嘘のような本当の話です。結成前のローリング・ストーンズのメンバーが1960年代初頭に集まっていた西ロンドンのイーリングのブルーズ・クラブは今や伝説となっています。当時のことを振り返る様々な関係者のインタヴューはファンにとって興味の尽きない内容です。日本初上映です。

監督:ジョルジオ・グルニエ
出演:ジンジャー・ベイカー、ジャック・ブルース、エリック・バードン、ジョン・メイオール、ピート・タウンゼンド
配給:コピアポア・フィルム


ディーバ デジタルリマスター版(1981年/117分/カラー/フランス/フランス語/原題:DIVA)

©️1981 STUDIOCANAL
アフリカン・アメリカンの女性オペラ歌手を主人公に、公演のためにパリを訪れている彼女の歌を無断で録音したテープを巡るとてもシャレたミステリーです。ジャン・ジャック・ベネックスの記念すべき1981年の監督デビュー作、日本では久しぶりの上映です。

監督:ジャン=ジャック・ベネックス
出演:フレデリック・アンドレイ、ロラン・ベルタン、リシャール・ボーランジュ、ジェラール・ダルモン、シャンタル・ドアーズ
音楽:ウラディーミル・コスマ
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム


ブリング・ミンヨー・バック!日本初公開(2022年/85分/日本/日本語・英語/原題:Bring Minyo Back!)

©Yuji Moriwaki All rights reserved
ここ数年の日本から出たバンドで最も国際的な可能性を秘めているのが民謡クルセイダーズだと思います。福生を拠点に活動するこのユニークな発想の大所帯バンドが少しずつ認められて、海外でもライヴを行うようになる姿を撮った楽しいドキュメンタリーのプレミア上映です。

監督:森脇由二
出演:民謡クルセイダーズ、フレンテ・クンビエーロ、ピーター・バラカン、久保田真琴、岸野雄一、大石始


ルンバ・キングズ日本初公開(2021年/94分/アメリカ・ペルー/フランス語・リンガラ語/原題:The Rumba Kings)

© 2021 – Shift Visual Lab LLC
アフリカのコンゴで1950年代にキューバのラテン音楽に独自の解釈を加えたミュージシャンたちは祖国に新たなアイデンティティをもたらし、国民的英雄と祭られました。コンゴの独立にもつながるこの音楽はアフリカ全土で一生を風靡しました。そのプロセスを描いたこの優れたドキュメンタリーは日本初上映です。

監督:アラン・ブレイン
出演:ブラゾス、グヴァノ、クカ・マチュー、マヌ・ディバンゴ、パパ・ウェンバ


『Peter Barakan’s Music Film Festival 2022』
主催:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム、VALERIA
配給:コピアポア・フィルム
宣伝:VALERIA
協力:ディスクユニオン