日時
上映中~10月27日(木)※上映終了
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
上映中~10月27日(木)※上映終了
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
B級映画の帝王ロジャー・コーマンが『ディスコ・ハイ』というタイトルでディスコ音楽をフィーチャーした映画を予定するも、『ハリウッド・ブルバード』(76)『デススポーツ』(78)を手掛けたコーマン門下生の監督アラン・アーカッシュが「ディスコに合わせて高校を爆破することはできない」という明快な理由を提示、コーマンも納得のうえでこの痛快ロック・ムービーが誕生した。
原案はアーカッシュと『ピラニア』(78)のジョー・ダンテ。撮影は『ハロウィン』(78)『遊星からの物体X』(82)や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを手掛けるディーン・カンディ。CHEAP TRICKの出演を考えていたコーマンにRAMONESを推薦したのは出演者でもあるポール・バーテル。RAMONESはメンバー全員コーマンファンにて出演を快諾。ロサンゼルスのライヴハウス”ROXY”で実際に客を呼んでの早朝07:30~夜中の01:00までの過酷な撮影をこなした。劇中でRAMONESはライヴ映像5曲を披露。ほかにもキャデラックのオープンに乗りながらの演奏シーン、シャワーを浴びながらベースを弾くディー・ディー・ラモーン、楽屋で主演のP.J.ソールズとピザを頬張るシーンなどRAMONES好き必見のシーン満載。『キャリー』(76)『ハロウィン』(78)のP.J.ソールズが女子高生リフ・ランデルを熱演。コーマン・スクール卒業生ロン・ハワードの弟で『デビルスピーク』(81)『処刑ライダー』(86)のクリント・ハワード、『デス・レース2000年』(75)『フライパン殺人』(82)の監督ポール・バーテル、アンディ・ウォーホル・ファクトリー出身で『爆走!キャノンボール』(75)『ハリウッド・ブルバード』(76)のメアリー・ウォロノフ、『白昼の幻想』(67)『ビッグ・バッド・ママ』(74)のディック・ミラーなどコーマン組ががっつり出演。悲惨な男子高校生を演じたヴィンセント・ヴァン・パテンはプロテニスプレイヤーとしての顔も持ち、81年には東京での大会でジョン・マッケンローに勝利するという輝かしい戦績を誇る。
サウンドトラックには大量のRAMONES楽曲のほか、ALICE COOPER、PAUL McCARTNEY & WINGS、DEVO、THE VELVET UNDERGROUNDなどが使われ、まさにロック満載。
RAMONES、ロック、学校、爆発というこれ以上望むことは不可能な要素を完璧に組み合わせた『ロックンロール・ハイスクール』は<ロック・ムービー>というものが成し得ることができるものすべてを備えており、未来永劫世界中の映画人たちの目標となる金字塔といえる。
ヴィンス・ロンバルディ高校のロック全面禁止女校長、ミス・トーガーは校内のダメ男2人を手下に、ロック系レコードを燃やして生徒を取り締まる巨漢。
ロック大好きリフ・ランデルは執拗な妨害にもめげず音楽の課題でRAMONESのために「ロックンロール・ハイスクール」を作詞、
ライヴ会場でプレゼントすることに成功する。曲を受け取ったジョーイ・ラモーンは大喜び。
世界初のパンク・ロックRAMONESはリフのため、ミス・トーガーをやっつけるべく高校へ乗り込んでいく・・・。
『ロックンロール・ハイスクール』(1979年/アメリカ/93分/PG12/日本劇場未公開/原題:ROCK’N’ROLL HIGH SCHOOL)
監督:アラン・アーカッシュ
出演:P・J・ソールズ、ヴィンセント・ヴァン・パタン、メアリー・ウォロノフ、ポール・バーテル、クリント・ハワード、ディック・ミラー、デイ・ヤング、RAMONES
製作:マイケル・フィネル
製作総指揮:ロジャー・コーマン
原案:アラン・アーカッシュ、ジョー・ダンテ
脚本:ジョセフ・マクブライド
撮影:ディーン・カンディ
配給:ビーズインターナショナル
提供:キングレコード