日時
8月26日(金)~9月1日(木)※上映終了
料金
【特別料金】一般¥1,500/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
8月26日(金)~9月1日(木)※上映終了
【特別料金】一般¥1,500/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
10年後の香港を舞台に5人の若手新鋭監督達が近未来を描き、世界の映画祭を席巻したオムニバス映画『十年』(15)。社会現象にもなったこの香港版『十年』を元に、自国の現在・未来・への多様な問題意識を出発点に、約5名の親鋭映像作家が独自の目線で10年後の社会、人間を描く国際共同プロジェクトが、日本・タイ・台湾で、2017年始動した。
日本版のエグゼクティブプロデューサーは、日本映画界を牽引する映画監督・是枝裕和。杉咲花、國村隼、太賀、川口覚、池脇千鶴ら実力派俳優たちが各作品に集結した。また、タイ版は監督として、アピチャッポン・ウィーラセタクン(『ブンミおじさんの森』)が参加、第71回(2018年)カンヌ国際映画祭特別招待作品に選ばれた。国際社会への相互理解を深めたいというオリジナル版スタッフの熱い想いを受け継いだこのムーブメントは、世界に広がりはじめている。
国際映画祭を含む世界での上映をはじめ、日本映画業界に一石を投じる、前代未聞の国際共同プロジェクトが幕を開ける——。
高齢化問題を解決するために、75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する国の制度『PLAN75』。
公務員の伊丹(川口覚)は、貧しい老人達を相手に‟死のプラン”の勧誘にあたっている。
一方、出産を間近に控えた妻・佐紀(山田キヌヲ)は認知症の母親を抱え途方に暮れていた。命の価値を揺るがすシステムの中で葛藤する人々を描く問題作。
AIによる道徳教育に管理された国家戦略IT特区の小学校。AIシステム“プロミス”に従いさえすれば、子供達は苦しむことはない日常を過ごすことができた。ある日、用務員の重田(國村隼)が世話をする老馬にプロミスから殺処分の判断がなされる。いつも反抗的で一人トラブルばかり起こす亮太(大川星哉)だが、クラスメイトの真由(辻村羽来)と大輔(中野龍)とともにある”いたずら”を画策する。
母の生前のデータが入った「デジタル遺産」を、父(田中哲司)に内緒で手に入れた女子高生の舞花(杉咲花)。幼馴染の隼人(前田旺志郎)に協力してもらい、データをもとに母の実像を結ぶことに喜びを感じていたが、ある知られざる一面を見つけてしまい・・・。
大気汚染によって地下への移住を強いられた日本。「地上の世界は危険だ」という母ヒトミ(池脇千鶴)の教えを守り、地上の生活を知らずに地下の街で育った10歳の少女ミズキ(三田りりや)は、地下での生活に何の疑問も持たずに生活していた。ある日、ミズキの友人カエデ(田畑志真)が地下の街から突然姿を消す。ミズキはカエデが残したある物を見つけたことをきっかけに、まだ見ぬ地上の世界に夢を抱くようになる。
徴兵制が施行された日本。広告代理店の社員・渡邊(太賀)は、徴兵制の公示キャンペーンを担当している。ある日、ポスターデザインを一新するという防衛省の意向を、ベテランデザイナー・天達(木野花)に伝えるという大役を先輩社員に振られてしまい…。そこで天達のデザインに込められたある思いを知ることになる。
『十年 Ten Years Japan』(2018/日本/カラー/ビスタ&シネスコサイズ)
エグゼクティブプロデューサー:是枝裕和
監督・脚本:早川千絵、木下雄介、津野愛、藤村明世、石川慶
出演:杉咲花、田中哲司/太賀、木野花/川口覚、山田キヌヲ、牧口元美/池脇千鶴/國村隼
配給・宣伝:フリーストーン