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木樵

上映中~10月27日(木)※上映終了

日時

上映中~10月27日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

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詳細 DETAIL

悠久の時を超えて、山と生きる。
伐って、植えて、育てる。そして、命を生かす…

本作の監督である宮﨑政記は岐阜県下呂市で生まれ、“木樵”である父の背中を見て育つ。戦後の復興から東京オリンピック、大阪万博。高度経済成長期を支えた木材の需要は絶頂期を迎えたが、時は流れ、林業は長い不況を迎える。父の跡を継ぐことを断念した宮﨑は山を離れ、映画の道を志した。
それから30年、宮﨑は父に抱いた憧れを胸に岐阜の山へと帰郷し、父と同じ木樵の兄弟、面家一男・瀧根清司に出会う。機械化が進んだ近年は林道を作り、機械を現場に入れて木を切り出すことが多い。しかし彼らはそれをしない、山が荒れないよう架線を引いて木材を運び出すのだ。「木を伐ることは誰でもできる、問題はそれらを土場まで出す技術で、それを俺たちは持っている。」木樵たちはその仕事に誇りを持っていた。彼らの背中を見て育つ若い木樵たち、兄弟の顔に林業不況や人手不足に対する悲壮感などは全く無かった。木樵見習いとして過ごして2年、宮﨑は彼らの「生き様」を映像に残したいと思い立つ。これは、その記録である。

『木樵』
語り:近藤正臣
監督・撮影:宮﨑政記
出演:面家一男、瀧根清司、澤和宏
配給:平成プロジェクト
製作:2022「木樵」製作委員会