日時
上映中~9月1日(木)※上映終了
料金
【特別料金】一般¥1,500/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア¥1,300/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
上映中~9月1日(木)※上映終了
【特別料金】一般¥1,500/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア¥1,300/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
8月12日(金) | 『血みどろの入江』 『バスケットケース』 |
8月13日(土) | 『野獣死すべし』 『地獄の門 《4Kレストア版上映》』 |
8月14日(日) | 『バスケットケース』 『血ぬられた墓標』 |
8月15日(月) | 『ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖』 『血みどろの入江』 |
8月16日(火) | 『白い肌に狂う鞭』 『野獣死すべし』 |
8月17日(水) | 『サンゲリア2』 『モデル連続殺人!』 |
8月18日(木) | 『宇宙からのツタンカーメン』 『ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖』 |
8月19日(金) | 『悪魔の墓場』 『四匹の蠅』 |
8月20日(土) | 『呪いの館』 『ブラック・サバス 恐怖!三つの顔』 |
8月21日(日) | 『墓地裏の家 《4Kレストア版上映》』 『ファニーゲーム』 |
8月22日(月) | 『ルチオ・フルチのザ・サイキック』 『ビヨンド 《4Kレストア版上映》』 |
8月23日(火) | 『マンハッタン・ベイビー』 『ルチオ・フルチのマーダロック』 |
8月24日(水) | 『ブラック・サバス 恐怖!三つの顔』 『墓地裏の家 《4Kレストア版上映》』 |
8月25日(木) | 『ファニーゲーム』 『呪いの館』 |
8月26日(金) | 『ルチオ・フルチのザ・サイキック』 |
8月27日(土) | 『悪魔の墓場』 |
8月28日(日) | 『サンゲリア2』 |
8月29日(月) | 『白い肌に狂う鞭』 |
8月30日(火) | 『ビヨンド 《4Kレストア版上映》』 |
8月31日(水) | 『地獄の門 《4Kレストア版上映》』 |
9月1日(木) | 『血ぬられた墓標』 |
イタリアン・ホラーの大巨匠、さらには残虐ホラー界のエポックメイカーとして超一級の作品を生み出し続けたルチオ・フルチ。スクリーン初お披露目となる『野獣死すべし』と並び、全盛期に手掛けた『ビヨンド』『地獄の門』『墓地裏の家』を4Kレストア版で再び上映! さらに、ジャッロ映画の手腕も光る『ルチオ・フルチのザ・サイキック』、脂が乗りに乗った爛熟期の名作『マンハッタン・ベイビー』『ルチオ・フルチのマーダロック』、低予算作品の製作へと舵を切った晩期の『サンゲリア2』と、過去の上映で反響が大きかった彼の厳選ホラーをもとに、再び総力特集します。ご期待ください!
ホラー秘宝まつりで愛され続けるマリオ・バーヴァ監督の特集上映を、過去2年の上映で反響が大きかった6本で再び実施。魔女裁判の200年後を描く『血ぬられた墓標』、少女の幽霊が現れる屋敷ホラーの傑作『呪いの館』、惨殺事件が次々と巻き起こる『血みどろの入江』、華やかな暮らしのなかで秘密を抱えた美女たちが白い覆面の怪人に殺めらていく『モデル連続殺人!』、名優クリストファー・リー主演で愛と猟奇を描いた『白い肌に狂う鞭』、私怨や欲望に駆られ巻き起こる3篇の物語で構成されたホラー・オムニバス『ブラック・サバス 恐怖!三つの顔』と、血生臭い残酷ホラーのファンからお洒落映画好きまで楽しめる豪華ラインナップとなりました。
さらにグラインドハウスの申し子・鬼才フランク・ヘネンロッターの伝説的カルトホラー『バスケットケース』や、ゾンビ映画黎明期の傑作『悪魔の墓場』、ジョージ・A・ロメロの初期監督作『ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖』、カンヌ映画祭でグランプリを獲得したが挑発的な内容から物議を醸したミヒャエル・ハネケの衝撃作『ファニーゲーム』、ジャッロ映画の名手ダリオ・アルジェントの初期監督作『四匹の蠅』、高橋ヨシキ氏も「あの作品がスクリーンで観られる日が来るとは!」と感嘆した『宇宙からのツタンカーメン』と、ホラーファンのみならず名作映画を追い求める映画ファンの好奇心をもくすぐる、エッジの効いたタイトルがスクリーンに押し寄せます!
『野獣死すべし』※日本初上映(1980年/イタリア/98分)
『サンゲリア』で大成功を収めたルチオ・フルチが手掛けたギャング映画。密輸組織が暗躍するナポリの港町で、麻薬組織に因縁を持つ密輸業者の男が復讐のため立ち向かう姿を描く。新旧犯罪組織の対抗という図式ながら、ルチオ・フルチ特有の人体破壊描写も光る快作。フルチ自身もカメオ出演している。
密輸組織の拠点である港町。縄張りの拡大を目論む麻薬組織に兄を殺された密輸業者の男が復讐のため、彼らに接近。密輸組織内部に潜む裏切り者が幹部暗殺の手引きをしていたことが発覚し、やがて事態は組織全体を巻き込んだ大がかりな抗争へと発展していく…。
『ビヨンド 《4Kレストア版上映》』※当館は2K上映(1981年/イタリア/87分)
古びたホテルの地下に隠されていた冥界と現世を繋ぐ扉をめぐり、無気味で凄惨な事件が巻き起こるスプラッターホラー。ルチオ・フルチが得意とする“地獄門の決壊”テーマの一本。ルイジアナにある屋敷を相続したライザは建物の修繕に取りかかるが、現場では凄惨な事故や奇妙な出来事が続発。怯えるライザに対して盲目の美女エミリーは屋敷を手放すよう警告する。かつてこの屋敷で地獄の門を開けようとした画家が住民たちのリンチを受けており、その画家が怨念となり再び現れ…。
『地獄の門 《4Kレストア版上映》』※当館は2K上映(1980年/イタリア/92分)
神父の自殺という背徳行為により、地獄の門が開いた町で繰り広げられる凄惨な光景を描くゾンビホラー。ニューヨークで降霊会に参加していた霊能者のメアリーは、ダンウィッチの墓地で自殺する神父・トーマスの姿を霊視する。その神父の目的とは、冒涜行為により地獄の門を開くことだった。ショック死し葬られたメアリーは棺の中で蘇生する。新聞記者のピーターに救出されたメアリーは地獄の門を閉じるべくダンウィッチへ赴くが、そこは既に死霊の町と化していた…。
『墓地裏の家 《4Kレストア版上映》』※当館は2K上映(1981年/イタリア/89分)
『サンゲリア』など血まみれ3部作に並ぶルチオ・フルチの残酷ホラーの代表作。ニューイングランドの古い一軒家に引っ越してきた歴史学者ノーマンとその家族。周囲を荒れ果てた墓地に囲まれ異様な邪気を放つその屋敷は、かつてフロストステイン博士が屋敷を訪れたものを次々と手にかけ人体実験を行っていた場所だった。屋敷に秘められたおぞましい真実が明らかとなり、惨殺事件が連続して巻き起こる。残酷シーンのオンパレードの名作ホラー。
『ルチオ・フルチのザ・サイキック』(1977年/イタリア/96分)
古い屋敷での奇妙な光景を幻視した富豪の妻に忍び寄る恐怖を描くサスペンスホラー。幼い頃に断崖から投身自殺を図った母の惨たらしい最期を幻視したバージニア。裕福な夫フランチェスコと結婚し幸せな生活を送る彼女は、車を走らせている最中、めまいとともに再び奇妙な光景を幻視する。古い屋敷、割れた鏡、血だらけの老婆、積み上げられる煉瓦、闇に閉ざされる視界。改装すべく訪れたフランチェスコの屋敷が幻視と酷似していることに彼女は言い知れぬ不安を覚える。
『マンハッタン・ベイビー』(1982年/イタリア/90分)
考古学者の父親とともにエジプトを訪れたスージー。帰国後、スージーの周辺で奇妙な死が連発する。スージーに乗り移った古代エジプトの呪いが周囲の人々を襲う。ルチオ・フルチがそれまでの残酷ゾンビ・ホラーから一転、ミステリー、オカルト色の強いホラー作品。
『ルチオ・フルチのマーダロック』(1985年/イタリア/96分)
『フラッシュダンス』の世界的大ヒットに便乗して作られたダンスを絡めたジャッロ映画。ニューヨークの名門ダンススクールに通う女子生徒を襲う連続殺人事件が起こり、スクールの女子講師が犯人とみられる男の身辺を探り始める。音楽にはキース・エマーソンを起用。異色のジャッロ作品。
『サンゲリア2』(1988年/イタリア/90分)
テロリスト集団が東南アジアの研究所を襲い細菌兵器デス・ワンを奪うが、一人の男が誤って感染し死亡する。死体が焼却処分されるが、デス・ワンは煙と共に散乱、やがて人間に感染していく。感染した人間がゾンビとなり生者を次々に襲撃。休暇中の兵士たちが応戦するが、軍が投入した特別部隊と三つ巴の死闘が始まる。
『血ぬられた墓標』(1960年/イタリア/83分)
ホラー映画界の名作中の名作。魔女裁判によって処刑されたアーサ姫が200年後甦る。モノクロ作品ながら陰影を強調した美しい撮影ながらグロテスクな描写の特殊効果が有名。主演のバーバラ・スティールはこの作品の出演がきっかけになり、スクリーム・クイーンとして数多くのホラー映画に出演する事になる。
『モデル連続殺人!』(1963年/イタリア/89分)
イタリア映画の大きなジャンルであるジャッロ映画の代表作。幻想的な映像美、謎の殺人者による残酷な殺人とジャッロ映画の原型を完成させた本作はダリオ・アルジェントをはじめ、多くの後続監督たちに大きな影響を与えた。ファッション・モデルの美女が謎の覆面をした殺人者に殺された。捜査が進むなか、殺害されたモデルの日記が発見される。モデルたちの内部事情まで詳細に記されたその日記は仲間のモデルの手に渡るが、日記を手にしたモデルたちは次々と殺されてしまう。
『呪いの館』(1966年/イタリア/83分)
マーティン・スコセッシがバーヴァの最高傑作と評価しているゴシック・ホラーの傑作。屋敷に現れる少女の幽霊を描いたホラーでJホラーにも多大な影響を与えている。デヴィッド・リンチ、ギレルモ・デル・トロ、フェデリコ・フェリーニなど数々の監督に影響を与えた作品としても有名。
『白い肌に狂う鞭』(1963年/イタリア/88分)
名優クリストファー・リーを主演に迎えたマリオ・バーヴァの代表作。殺されたはずの夫の兄・クルトが毎晩現れ、若く美しい妻ネベンカの肌に鞭を振るう。ネベンカは酷い悪夢だと周囲に悩みを打ち明けるが、彼女の肌には不思議と打たれた跡が残っていた。クルトはまだ生きているのだろうか。一族はさらなる悲劇に見舞われる――。美しい映像の中でサドマゾの猟奇を描いた傑作ホラー。本作でマリオ・バーヴァはカラー作品のホラー映画でも大きな評価を得る。
『血みどろの入江』(1970年/イタリア/86分)
マリオ・バーヴァ本人が唯一お気に入りと公言する大傑作ホラー。全編血みどろで本格的スプラッターの元祖。この映画にインスパイアされて作られた作品が、後にホラー映画を代表する人気シリーズになる『13日の金曜日』である事は有名。ある資産家の入江で次々と人々が惨殺されていく壮絶スプラッター作品。
『ブラック・サバス 恐怖!三つの顔』(1963年/イタリア/92分)
トルストイ、チェーホフ、モーパッサンの短編3作品を原作にしたホラー・オムニバス。絶交した女友達からかかり続ける脅迫電話におののく女性の姿を描いた第1話「電話」、映画全体の案内役も務めるB・カーロフが主演する第2話「吸血ブルダラック」、悪霊の宿った指輪の恐怖を描いた第3話「一滴の水」の3話構成。
『バスケットケース』(1982年/アメリカ/91分)
グラインドハウスの申し子・鬼才フランク・ヘネンロッターの伝説的カルトホラー!
VHS、DVDリリースで大ヒットを記録、ホラー秘宝まつりでも大好評だった名作がスクリーンに再登場!人気ホラー・キャラクター“ベリアル”が大暴れ!その出自には悲しきドラマも…。狂暴でありながらやたらと人間臭く、どことなくチャーミングな姿は必見!
『悪魔の墓場』(1974年/イタリア、スペイン/94分)
墓場から死人をよみがえらせる謎の超音波!ホラー界の伝説となった日本初上陸ゾンビ映画
ホラーファンに愛され続けるゾンビ映画黎明期の傑作がスクリーンにカムバック! ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(68)に触発されて製作されたイタリア=スペイン合作のゾンビホラー。舞台はイギリスの田舎町。害虫駆除のために設置された超音波発生機が、あろうことか死者を蘇らせてしまう! ゾンビの仕業なのに殺人犯だと疑われた男女はゾンビの存在を証明することができるのか?
『ナイト・オブ~』が劇場未公開だった日本では、ロメロの『ゾンビ』(78)より早かったこともあって“劇場のスクリーンを賑わせた最初のゾンビ映画”となった。不気味でゴア風味漂う特殊メイクは後に『サンゲリア』(80)などで活躍するジャネット・デ・ロッシ。日本では『悪魔のはらわた』『悪魔のいけにえ』に続く悪魔シリーズ第三弾として宣伝された。
『ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖』(1973/アメリカ/104分)
ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督の若き日の傑作!
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(68)や『ゾンビ』(78)など、ゾンビ映画の第一人者として知られるジョージ・A・ロメロ監督の劇場長編映画4作目であるパニック・ホラー。人間を発狂させる細菌兵器の事故による人々の混乱をセミ・ドキュメントタッチな設定と残酷描写を交えながらの狂人、軍人、生存者の手に汗握る三つ巴で描いた傑作。
舞台はアメリカの田舎。ある日、住人の男性が突然発狂して妻を殺し、家に放火する事件が発生。やがて町に防護服に身を包んだ兵士たちが現れ、伝染病の発生を理由に住人たちを強制的に連行し始めた。数人の住人たちと共に軍の封鎖線からの脱出を試みる主人公たちだが…。
『ファニーゲーム』(1997年/オーストリア/108分)
世界中の観客を憤慨させたミヒャエル・ハネケ監督の問題作
2001年のカンヌ映画祭でグランプリを獲得したミヒャエル・ハネケ監督の97年の作品。そのあまりにも挑発的で暴力的な内容に世界各地で物議を醸した衝撃の問題作。穏やかな夏の午後、バカンスのため別荘へやってきたショーバー一家。そこにペーターと名乗る見知らぬ若者がやって来る。はじめは礼儀正しいペーターだったが、仲間のパウルが現れる頃には態度が豹変。やがて2人は皆殺しを宣言し、一家は彼らによる“ファニーゲーム”の参加者にされてしまう。
『四匹の蠅』(1971年/イタリア、フランス/104分)
忍び寄る人影と連発する怪事件…青年を追い詰める者の正体は?
鮮血の魔術師とも称されたダリオ・アルジェントの監督3作目となるサスペンススリラー。ロックバンドのドラマー、ロベルトは、黒いハットの男に付きまとわれていた。ある夜、執拗な嫌がらせに腹を立て男に詰め寄ると、はずみで彼を殺してしまう。その現場が覆面を被った人物に撮影され、脅迫電話や不可解な殺人事件が次々と周りで起こり始める。
『宇宙からのツタンカーメン』(1982年/アメリカ/83分)
ミイラが次々と人間を襲う!日曜洋画劇場で話題をさらったSFホラー
ある日、ツタンカーメンの墓から棺が発見され、アメリカの大学に移送される。研究チームが放射線を使った調査を始めると、その影響でミイラが甦ってしまう。復活したミイラは次々と殺人を犯していき…。ミイラ、宇宙人、UFOなどを詰め込んだSFホラー。日曜洋画劇場で放送され話題をさらった快作。驚愕のラストシーンは必見!
『夏のホラー秘宝まつり 2022』
配給・宣伝:ブラウニー