
©MK2
©MK2
08.09火
18:50—20:35
【予告7分】
「ドワネルもの」四作目にあたる本作においては、前作の最後で婚約したドワネルとクリスチーヌが結婚し、子どもをもうける姿が描かれる。しかしドワネルは家庭生活に落ち着くどころか、日本人女性と不倫するなど相変わらずフラフラとして頼りない。もっとも、彼の無責任ぶりのせいで一時は危機的状況に陥った夫婦関係も、最後には元の鞘に収まる。作中に散りばめられたゴダール、アラン・レネ、ジャック・タチ、ジョン・フォード、ジャン・ユスターシュ、ジャンヌ・モローらへのオマージュや目配せを探してみるのも一興。
『家庭』(1970年/フランス/カラー/97分/原題:Domicile Conjugal/4Kデジタルリマスター版 ※当館は2K上映)
監督:フランソワ・トリュフォー
脚本・台詞:フランソワ・トリュフォー、クロード・ド・シヴレー、ベルナール・ルヴォン
撮影:ネストール・アルメンドロス 音楽:アントワーヌ・デュアメル
出演:ジャン=ピエール・レオー、クロード・ジャド、松本弘子、バルバラ・ラージュ、
シルヴァーナ・ブラージ、ダニエル・ボーランジェ、ダニエル・ジラール、ダニエル・セカルディ、
ピエール・ファーブル、ジャック・ジュアノー、ジャック・リスパル、クロード・ヴェガ
©1970 LES FILMS DU CARROSSE/VALORIA FILMS/FIDA CINEMATOGRAFICA