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さらば、わが愛 覇王別姫 FAREWELL TO MY CONCUBINE

上映中~6月30日(木)※上映終了

© 1993 Tomson Films Co.,Ltd. (Hong Kong)

日時

上映中~6月30日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

1993年カンヌ国際映画祭 最高賞パルムドール受賞
激動の近代中国を舞台に壮大なスケールで描く大河叙事詩

「さらば、わが愛 覇王別姫」は、京劇の古典「覇王別姫」を演じる2人の役者の愛憎を、国民党政権下の1925年から60年代の文化大革命時代をはさんだ70年代末までの、実に50年に渡る歳月の中に描いた、巨匠チェン・カイコー監督の長編第5作。

あの『ラスト・エンペラー』をも越えるスケールと繊細な美学!チェン・カイコー監督は母国中国の動乱の50年を背景に、愛の悲劇を力強く描いた。まさに中国人でなければ描けない素晴らしい作品である(リベラシオン紙)など、カンヌに集うすべての映画人、映画ファンが絶賛した。

【STORY】
愛しても愛したりない、憎んでも憎みきれない、
舞台を染める運命の愛

舞台は、北京。少年時代、孤児や貧民の子供たちが集まる京劇養成所で厳しい訓練を受けながらも、兄弟のようにお互いにかばい合い、慕い合って成長した2人の役者。
たくましい大男のトァン・シャオロウ(チャン・フォンイー)は立て役、華奢な美青年のチョン・ディエイー(レスリー・チャン)は女形として京劇「覇王別姫」の人気コンビとなる。
日本統治時代―第2次世界大戦―共産党政権樹立―文化大革命と、動乱の時代、移り変わる時の権力に運命を左右され、もてはやされる2人。そんな中、女形チョンは立て役トァンに少年時代より恋情を抱き続け、舞台の上でも私生活でも一生を共にしようと念じていたが、トァンは高級娼婦のチュー・シェン(コン・リー)と結婚してしまう。
嫉妬と裏切りがうず巻く三角関係。愛に、舞台に、動乱の中国に生きる人間たちの生きざまを壮大なスケールで描く一大叙事詩である。

『さらば、わが愛 覇王別姫』(1993年/172分/G)
監督:チェン・カイコー
出演:レスリー・チャン、コン・リー、チャン・フォンイー
製作:トン・チュンニン、シュー・フォン
原作:リー・ピクワー(早川書房刊)
脚色:リー・ピクワー、ルー・ウェイ
監督顧問:チェン・ホアイカイ
撮影監督:クー・チャンウェイ
音楽:チャオ・チーピン
美術:ヤン・ユンフー、ヤン・チャンチア
編集:ペイ・シャオナン
イメージソング:サンディ・ラム