日時
5月14日(土)上映【1日限定】 ※上映終了
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員(土日祝)¥1,300/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)¥900
5月14日(土)上映【1日限定】 ※上映終了
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員(土日祝)¥1,300/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)¥900
5月14日(土)16:00の回上映後
◆トークショー
ウスビ・サコ、デコート豊崎アリサ(本作監督)
◆サイン会
デコート豊崎アリサ(本作監督)※予定
※敬称略
※購入場所問わず、書籍『トゥアレグ 自由への帰路』をお持ちの方はすべてご参加いただけます
※登壇者は予告なく急遽変更となる場合がありますので、ご了承ください
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フランス・アフリカ・日本を舞台に活躍するジャーナリストのデコート豊崎アリサの初監督作品。1000年も前からサハラ砂漠で続けられているトゥアレグ族の「塩キャラバン」の4ヶ月間にわたる過酷な旅に密着取材し、ソーラーパネル発電エネルギーのみを利用してキャラバン隊の営みとその自給自足の仕組みを撮影・記録したドキュメンタリー映画。
ニジェール北部、アイール山脈。トゥアレグ族のキャンプ地では塩キャラバンの一隊が旅の準備をしている。テネレ砂漠を横切ってビルマ・オアシスを目指し、 更にそこからナイジェリアのカノにたどり着くまでの準備を。その中に一人の外国人女性がいる。千年も昔より続けられている、サハラ砂漠の果てからブラッ ク・アフリカの入り口までの三角点を巡るこの商いを体験し、伝えるために彼女はこの旅に同行しているのだ。キャラバンの経済効果は? その社会的な役割とは? トラックではなくラクダによる物資の運送にはどのような長所があるのだろうか? 四ヶ月にもわたる長い旅の中で彼女は気づいた。彼らは時代遅れの失われつつあるキャラバンではなく、未来に向かい希望をもたらすキャラバンなのだということを。
本当の自由はどこにあるのか?
「本物の世界」を求めて、遊牧民の暮らすアフリカに旅に出たら、そこで待っていたのは放射能に汚染された砂漠だった。
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ジャーナリスト、写真家、ドキュメンタリー作家。日本人とフランス人の両親を持つ。幼少期から冒険家の父とアフリカを旅し、サハラ砂漠に出会う。その後、自身のラクダ3頭を保有し、トゥアレグ族の男性のみで構成される塩キャラバンの一員となり、ニジェール、マリ、アルジェリアの砂漠を放浪する。また、トウアレグ族の遊牧生活を支援するため「サハラ・エリキ」を設立し、本物のキャラバンを体験するツアーを主催。ティナリウェンやタミクレストなど、トゥアレグ音楽を日本に紹介する活動も行う。2011年3月11日の東日本大震災を機にジャーナリスト活動をはじめ、パリ、東京、サハラ3か所の拠点を行き来しながら取材を続けている。2015年、「ニジェールとウラン鉱山」を取材し、報道雑誌連合組合の調査報道大賞受賞。パリで「ウラン鉱山とトゥアレグ族」の写真展と講演を開催。2016年、ソーラーパネル担ぎ、ドキュメンタリー映画「Caravan to the future」を撮影・監督し、3000キロを横断する塩キャラバンの日常を描いた。日本をはじめ、ニジェール、フランスなどで上映トーク会を開催。2022年、20年間のサハラ砂漠の旅をまとめた書籍『トゥアレグ 自由への帰路』を上梓した。
ウスビ・サコ|Oussouby SACKO
京都精華大学全学研究機構長(前学長)
マリ共和国生まれ、中国・北京語言大学、南京東南大学を経て、2001年より京都精華大学教員に。2018~2022年同大学長。22年4月から同大全学研究機構長。バンバラ語、英語、フランス語、中国語、関西弁を操るマルチリンガル。「空間人類学」をテーマに、学生とともに国や地域によって異なる環境やコミュニティと空間のリアルな関係を研究。暮らしの身近な視点から、多様な価値観を認めあう社会のありかたを提唱している。2021年12月から日本国際博覧会協会副会長を兼務。
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『Caravan to the Future』(2016年/60分/フランス/フランス語・日本語字幕)
監督・撮影:デコート豊崎アリサ|Alissa Descotes-Toyosaki
編集:ヴァネサ・ザムベルナルディ|Vanessa Zambernardi
製作:SAHARA-ELIKI
日本語字幕編集:黒川貴(LUFTZUG)