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瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと

上映中~7月7日(木)※上映終了

©2022「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」製作委員会

日時

上映中~7月7日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

晩節なんて汚したっていい。好きに行動すればいいの。

大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生きた作家が語る、「恋」と「革命」その人生。
密着17年――。誰も知らない瀬戸内寂聴の金言の数々と秘蔵映像。

生きるということは、死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、与えられた才能や日々の仕事に努力し続けることです。
国民的作家・寂聴さんとディレクター“裕さん”。密着17年。二人の間に“タブー”はない。

2022年5月15日で満100歳を迎えるはずであった瀬戸内寂聴に、密着17年間という歳月を撮影し続けた監督・中村裕。2015年にNHKスペシャル「いのち瀬戸内寂聴密着500日」(ATP賞ドキュメンタリー部門最優秀賞受賞)のディレクターもつとめた実力派監督だ。17年に及ぶ密着では、日常的に互いに全てを報告し合う、まるで母親、先達、友人、あるいは恋人のような・・・形容しがたい関係性の二人。長年、寄り添い続けた監督だから描ける“誰も知らない瀬戸内寂聴”の“本音”や“金言”の数々が満載の貴重なドキュメンタリー映画が誕生した。

99年の恋と革命。
その波乱万丈の「生き様」とは─。

寂聴は、死の直前まで月刊誌、新聞の連載をこなす“現役“作家であり、2020年1月まで行っていた、月一の法話には全国から人が押し寄せる「最長寿の国民的アイドル」。駆け落ち、不倫、三角関係など、自らの体験を私小説の形で次々に発表し、世間のバッシングに晒されるも、女流作家として不動の地位を確立。51歳のとき出家し、以来、僧侶、作家の2つの顔を持つ。いつまでも恋心を持って生きる―。女性であるということを忘れず人生を楽しむ―。彼女の“生き様”は、不寛容な空気が充満しつつある現代社会で、人間の生命力とは何かを強く感じさせてくれ、〈いかに生き、老いていけばいいのか〉というヒントともなるはずだ。

『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』(2022年製作/日本/95分)
監督:中村裕
出演:瀬戸内寂聴
プロデューサー:松浦敬、阿部毅、成瀬保則、伊豆田知子
製作:朝日新聞社、KADOKAWA、平成プロジェクト、スローハンド、クイーンズカンパニー、徳島新聞社、京都新聞、朝日放送テレビ
配給:KADOKAWA
制作:スローハンド
協力:曼陀羅山 寂庵