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シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~ Military Wives

上映中~6月2日(木)※上映終了

© MILITARY WIVES CHOIR FILM LTD 2019

日時

上映中~6月2日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

歌って、笑って、強くなる―!
愛する人を戦地へ送り出した軍人の妻たちが結成した、合唱団の実話から生まれた物語

2009年、愛する人を戦況が激化するアフガニスタンへ見送り、その帰りを待ちながらイギリス軍基地で暮らす女性たちが、合唱団を結成した。悪い知らせが届かないことを祈ることしかできない毎日の中、互いに支え合い前向きに生きるために始めたこの活動はメディアにも取り上げられ、やがて全英中、そして世界各地へと広がるムーブメントとなった——。
BBCの人気テレビ番組「The Choir」でも特集された“軍人の妻”合唱団の実話を、『フル・モンティ』のピーター・カッタネオ監督が映画化。合唱団結成を主導した二人の妻たちを、米アカデミー賞®ノミネート&英国アカデミー賞(BAFTA)受賞のクリスティン・スコット・トーマスと、BAFTAノミネート経験者のシャロン・ホーガンが熱演し、観るものをハッピーにする感動のハートフル・ストーリーが誕生した!

従順な妻路線はナシ!
謙虚なヒナゲシじゃなくて、ヒマワリになってやろう

愛する人を戦地へ送り出す朝。何気ない日常の一コマのように静かに送り出す妻、寂しさを紛らわすように憎まれ口をたたいてしまう妻、小さな子供たちと帰りを待つ間の約束を決める妻——形は様々だが、軍人の妻たちは度々そんな朝を経験する。そんな朝を乗り越えても、深夜の電話に、突然叩かれる家のドアに、悪い知らせに怯える毎日は続くのだ。表舞台に立つことなく、基地という小さなコミュニティの中でひっそりと耐えながら暮らしていた毎日の中で見つけた、“合唱”という新たな道。夫やパートナーの階級によって形作られただけではない、思いを同じくする仲間たちと共に歌う歓び。小さな声で歌い始めた合唱団は、様々な問題を乗り越えながら、徐々に“聞くに堪える”歌声へと成長していく。年長者であり何事にも真面目で慎重なケイトは「軍は私たちに、謙虚なヒナゲシであることを望む」とこぼすが、アクティブで若い妻たちをまとめる強気なリサは「私たちヒマワリになろう」と笑顔で語りかけるのだった。
軽快なポップ・ソングの数々にノッて、「あるある!」と呟きたくなる女性たちの言動に笑いながら、愛する人との離別に涙して、クライマックスで見せる女性たちの美しい歌声とヒマワリのような晴れ晴れとした笑顔に、きっと、パワーと幸せな感動をもらえるはず!

【STORY】

愛する人を戦地に送り出し、最悪の知らせが届くことを恐れながらイギリス軍基地に暮らす軍人の妻たち。大佐の妻ケイト(クリスティン・スコット・トーマス)は、そんな女性たちを元気づけ、共に苦難を乗り越えるための努力を惜しまないが、その熱意は空回りするばかり。そんな中、何気なく始めた“合唱”に、多くの女性達が笑顔を見せ始める。女性達のまとめ役リサ(シャロン・ホーガン)も、かつて慣れ親しんだキーボード・ピアノをガレージから引っ張り出し、積極的に関わり始める。

しかし、ケイトとリサは方針の違いで衝突を繰り返し、集ったメンバーたちも、美しい声を持っているのに人前で歌えなかったり、合唱を楽しむあまり音程を無視して歌ったりと、心も歌声もてんでバラバラ。担当将校も耳を覆う有り様だったが、心情を吐露するように共に歌い続けるうちに、同じ気持ちを持つ仲間として互いを認めていく。心が一つになっていくにつれ、次第に美しい歌声を響かせるようになった合唱団のもとに、ある日、毎年大規模に行われる戦没者追悼イベントのステージへの招待状が届く。思いがけない大舞台に浮足立つ妻たちだったが、そんな彼女たちの元に舞い込んだのは、恐れていた最悪の知らせだった——

『シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~』(2019年/イギリス/英語/112分/カラー/スコープ/G/原題:Military Wives)
監督:ピーター・カッタネオ(『フル・モンティ』)
出演:クリスティン・スコット・トーマス、シャロン・ホーガン、ジェイソン・フレミング、グレッグ・ワイズ
字幕翻訳:高内朝子
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ