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ベルイマン島にて BERGMAN ISLAND

上映中~5月5日(木)※上映終了

© 2020 CG Cinéma ‒ Neue Bioskop Film ‒ Scope Pictures ‒ Plattform Produktion ‒ Arte France Cinéma

日時

上映中~5月5日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

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■プレゼント
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第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品

20世紀最大の巨匠イングマール・ベルイマンが愛した
神秘的な島、フォーレ島。

人生の“凪の時間”に停滞する映画監督カップルが
暮らすように旅するひと夏の物語

スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなど、今日の巨匠と呼ばれる映画監督たちに、多大な影響を与えたイングマール・ベルイマン。彼の熱狂的な支持者である、『未来よ こんにちは』でベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いたミア・ハンセン=ラブ監督が、ベルイマンの原風景と言われるスウェーデンのフォーレ島を舞台に最新作を撮影。奇岩が屹立した神秘的な自然や郷愁を誘う風車、ベルイマンが公私共に時を過ごした家屋や縁の品々を、存分に映像に収めた作品を完成させた。

時は現代、主人公は映画監督カップル。クリスは認められてまだ日が浅く、パートナーのトニーは既に名を成している。ミア・ハンセン=ラブ自身と彼女の元パートナーの実体験を彷彿させる二人だ。演じるのは、『ファントム・スレッド』のヴィッキー・クリープスと、『海の上のピアニスト』のティム・ロス。さらに、クリスの次回作の主人公に、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカが扮する。
実在した巨星ベルイマンの人生、実際に多くの映画ファンが訪れ聖地となったフォーレ島、その島で展開される監督カップルのフィクション、劇中劇として紡がれるストーリー、そこに落とされるミア・ハンセン=ラブ本人の影──現実と虚構が入り混じり、その境目が曖昧になっていく。「それこそが映画であり、人生なのでは?」と、観る者に深い味わいを投げかけ、北欧の離島でのときめきが蘇るような体験に連れ出してくれる、稀有なる映像体験。

【STORY】
北欧の夏時間が、心の凪に優しく波を立てる。

映画監督カップルのクリスとトニーは、アメリカからスウェーデンのフォーレ島へとやって来た。創作活動にも互いの関係にも停滞感を抱いていた二人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えたのだ。やがて島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の“1度目の出会いは早すぎて2度目は遅すぎた”ために実らなかった初恋を投影した脚本を書き始めるのだが──。

イングマール・ベルイマン | Ernst Ingmar Bergman
1918~2007年。スウェーデンの映画監督。『第七の封印』(56)でカンヌ国際映画祭審査員特別賞、『野いちご』(57)でベルリン国際映画祭金熊賞、『処女の泉』(60)と『ファニーとアレクサンデル』(82)でアカデミー賞®外国語映画賞を受賞。神、生と死、愛と憎しみをテーマに人間とは何かを問い、映画史に永遠にその名を刻む伝説的存在。

『ベルイマン島にて』(2021年/フランス・ベルギー・ドイツ・スウェーデン/英語/113分/カラー/スコープ/5.1ch/G/原題:BERGMAN ISLAND)
監督・脚本:ミア・ハンセン=ラブ
出演:ヴィッキー・クリープス、ティム・ロス、ミア・ワシコウスカ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
後援:スウェーデン大使館
日本語字幕:平井かおり