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夕方のおともだち

上映中~3月17日(木)※上映終了

©2021「夕方のおともだち」製作委員会

日時

上映中~3月17日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(18歳)¥1,000/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

廣木隆一×山本直樹
愛とエロスを描く日本を代表する二人が組む究極な癒しと愛の映画が誕生

「あさってDANCE」「BLUE」「ありがとう」「レッド」など過激な描写とメッセージ性の強い作品で熱狂的なファンを獲得し「レッド」では第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した経歴を持つ鬼才漫画家・山本直樹の“伝説の漫画作品”「夕方のおともだち」をエロティシズムのマエストロの異名を持つ廣木隆一が完全映画化した。
SMの女王様・ミホとドM男・ヨシダヨシオが繰り広げる崇高で郷愁漂う男と女の不思議な愛のカタチのヒューマンラブストーリー。

ドM男ヨシダヨシオ役に廣木組には欠かせない村上淳。女王様ミホ役に『赤い雪』(19)で凄まじい演技で絶賛された菜 葉 菜。音楽は村上淳や廣木隆一と親交が深くNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)や『花束みたいな恋をした』(21)などで知られる大友良英、さらに大橋トリオのバラード「はじまりの唄」がエンディングテーマとして流れ、激しいけれど切ない愛のアレンジが心奥深く染みわたる。
新型コロナウィルスの終息が未だ見えず不安が漂う今の世界で本作が描き出すのは、肉体的には傷つけ傷つきながらも自由な精神を謳歌するアンビバレンツな男と女の関係である。予想外のラストに待つのは男女を問わず感じずにはいられない“癒しと愛”。そこに見える未来への希望が、不安定な現代に生きるすべての者へのエールとなる作品が誕生した。

【STORY】

女王様、少しだけ泣いてもいいですか?

ヨシダヨシオは寝たきりの母親と暮らし、市の水道局に勤める一見真面目な男。一方で筋金入りの“ドM”な一面を持ち、夜な夜な街で唯一のSMクラブへ通いつめ“女王様”ミホからお仕置きを受けている。
しかし、ここのところどうもプレイに身が入らない。その理由はヨシオには分かっていた。ヨシオをこの世界に目覚めさせ、突然目の前から姿を消してしまった“伝説の女王様”ユキ子が忘れられず、いつもどこかでユキ子の残像を追いかけながら暮らしていたからだった。
そんなある日、明るい太陽のもとミホと埠頭で釣りをしていると、思いもしない所で彼女を見かけ、ミホを置き去りにしてユキ子を必死に追いかける。ヨシオがたどり着いた果てにあるものとは…。そしてヨシオとミホに待つ結末とは?

『夕方のおともだち』(2021年/日本/日本語/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/115分/R18+)
監督:廣木隆一
出演:村上淳、菜 葉 菜、好井まさお、鮎川桃果、大西信満、木口健太、田中健介、日向寺雅人、坂本つとむ、宮崎吐夢、田口トモロヲ、AZUMI、烏丸せつこ
脚本:黒沢久子
音楽:大友良英
エンディングテーマ:大橋トリオ「はじまりの唄」 
撮影:鍋島淳裕
照明:かげつよし
美術:丸尾知行
録音:深田晃 
エグゼクティブプロデューサー:大岩良江
プロデューサー:浅野博貴、佐伯真吾 
企画協力:成田尚哉
製作:クイーンズカンパニー、ティー・アーティスト、ディケイド
制作:ザフール
配給:彩プロ