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梅切らぬバカ

上映中~2月3日(木)※上映終了

©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェク

日時

上映中~2月3日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

一緒に笑って、たまに怒って涙して。
このありふれた毎日が宝物。

都会の古民家で寄り添って暮らす母と息子。ささやかな毎日を送っていたが、息子が50回目の誕生日を迎えた時に母はふと気づく。「このまま共倒れになっちゃうのかね?」
母親と自閉症を抱える息子が、社会の中で生きていく様を温かく誠実に描く本作。包容力あふれる母親を演じるのは、54年ぶりに主演を務める加賀まりこ。軽口を叩きながらも、小柄な身体で大きな息子の世話をする姿はとてもチャーミング。だからこそ、やがて訪れる“息子が1人で生きる未来”を案ずる横顔が、より一層切ない。息子役にはNHK連続テレビ小説「おちょやん」など俳優としても活躍中の塚地武雅(ドランクドラゴン)。地域コミュニティとの不和や偏見といった問題を取り入れながらも、親子の絆と深い愛を描き、あたたかな感動をもたらす。

【STORY】

父親代わりの梅の木が運んでくれた“小さな奇跡”とは・・・

山田珠子は、息子・忠男と二人暮らし。毎朝決まった時間に起床して、朝食をとり、決まった時間に家を出る。庭にある梅の木の枝は伸び放題で、隣の里村家からは苦情が届いていた。ある日、グループホームの案内を受けた珠子は、悩んだ末に忠男の入居を決める。しかし、初めて離れて暮らすことになった忠男は環境の変化に戸惑い、ホームを抜け出してしまう。そんな中、珠子は邪魔になる梅の木を切ることを決意するが・・・。

ことわざ「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」とは?

樹木の剪定には、それぞれの木の特性に従って対処する必要があるという戒め。転じて、人との関わりにおいても、相手の性格や特徴を理解しようと向き合うことが大事であることを指す。

『梅切らぬバカ』(2021年/日本/77分/5.1ch/ビスタ/カラー)
監督・脚本:和島香太郎
出演:加賀まりこ、塚地武雅、渡辺いっけい、森口瑤子、斎藤汰鷹、徳井優、広岡由里子、北山雅康、真魚、木下あかり、鶴田忍、永嶋柊吾、大地泰仁、渡辺 穣、三浦景虎、吉田久美、辻本みず希、林家正蔵、高島礼子
製作代表:松谷孝征
エグゼクティブプロデューサー:市井三衛、槙田寿文、小西啓介
プロデューサー:本間英行、根津勝、矢島孝、深澤宏
共同プロデューサー:杉本雄介
音楽:石川ハルミツ
撮影:沖村志宏
照明:土山正人
録音:猪股正幸
編集:杉本博史
装飾:高橋 光
記録:工藤みずほ
助監督:富澤昭文
音楽プロデューサー:木村 学
音響効果:勝亦さくら
ミュージックエディター:大森力也
制作担当:村山大輔
制作主任:入交祥子
ラインプロデューサー:岩田均
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
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