日時
上映中~1月19日(木)※上映終了
料金
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
上映中~1月19日(木)※上映終了
一般¥1,900/シニア(60歳以上)¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900
第58回金馬奨10部門ノミネート5部門受賞
(最優秀新人監督賞、最優秀新人俳優賞、最優秀撮影賞、観客賞、国際批評家連盟賞)
第58回金馬奨では10部門にノミネートされ、最優秀新人監督賞、最優秀撮影賞、国際批評家連盟賞や観客賞など5部門で受賞(主演女優賞にカリーナ・ラムとケイトリン・ファンが揃ってノミネートされた)。2022年の第3回台湾映画評論家協会賞でも最優秀作品賞と最優秀脚本賞を獲得。第24回台北映画祭では最優秀長編作品賞、最優秀新人賞の2部門で受賞した。オーディションで主人公に選ばれたケイトリン・ファンのみずみずしい演技が多くの人に絶賛され、金馬奨と台北映画祭のいずれも最優秀新人賞に輝いた。両親役を務めたカリーナ・ラムとカイザー・チュアンが、彼女と妹役のオードリー・リンを支えている。弱冠32歳にして才能を開花させた注目の若手女性監督ロアン・フォンイーが、SARSウィルスで揺れる2003年、台北を舞台に、乳がんになった母をもつ少女の心の軌跡を、陰影深い圧倒的な映像美で描く、半自伝的映画。「百日告別」のトム・リン監督がプロデユーサーを務めている。
2003年冬、母と妹とロサンゼルスで暮らしていた13歳のファンイーは、母が乳がんになったため、3人で台湾に戻ってくる。台北の中学に通い始めたファンイーは、決められた髪型や制服、苦手な中国語の授業、先生の体罰などアメリカとは違う学校生活になかなか馴染めない。幼馴染のティン以外のクラスメイトからは“アメリカン・ガール”と呼ばれ疎外感を味わい、アメリカの友人に「ここは最悪」とメールを送る。家では母が術後の不調を訴え、9歳年下のファンアンが病気の話でファンイーを苛立たせる。家族と久々に一つ屋根で過ごすことになった父は、妻を心配し娘たちを気遣いながらも、生活のために出張で家を空けざるを得ない。母に対しやり場のない怒りを募らせるファンイーは反抗的な態度を取り続ける。そんな娘に母も感情的になり、親子の溝は広がっていく。乗馬が好きだったファンイーは、インターネットカフェに出入りして台湾の乗馬クラブを検索し、母への不満をブログに書いては気を紛らしていた。間もなく、ブログを読んだ教師からスピーチコンテストに出ることを勧められたファンイーは前向きになる。だが、コンテストの前日、発熱したファンアンがSARSの疑いで病院に隔離されてしまう。
『アメリカから来た少女』(2021年/101分/台湾)
監督・脚本:ロアン・フォンイー
出演:カリーナ・ラム、カイザー・チュアン、ケイトリン・ファン、オードリー・リン
製作総指揮:トム・リン
撮影:ヨルゴス・バルサミス
配給:A PEOPLE CINEMA