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水俣 ―患者さんとその世界―<完全版>

上映中~9月30日(木)※『水俣一揆』と日替わり上映※上映終了

©︎塩田武史

日時

上映中~9月30日(木)※『水俣一揆』と日替わり上映※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,500/シニア¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)¥900

リンク

詳細 DETAIL

1973年モントリオール世界環境映画祭グランプリ
1972年ベルン映画祭銀賞
1972年マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭フィルムデュキャット賞

日本を代表する記録映画作家、
土本典昭が見つめた水俣病患者たちの闘いの記録

水俣病が公式に確認されてから65年目を迎える今年、ジョニー・デップ製作・主演の映画『MINAMATA -ミナマタ-』が9月23日より公開されます。この公開を記念し、社会的な弱者に目を向けた多くのドキュメンタリー映画を発表しつづけ、水俣病を長期にわたり記録した土本典昭監督の、水俣を描いた代表作品『水俣 -患者さんとその世界〈完全版〉』、『水俣一揆 -一生を問う人びと』を特別上映いたします。「記録なくして事実なし」と語る土本監督が見つめた、水俣病患者たちの、人間としての尊厳をかけた闘いの記録をご覧ください。

「水俣病」を世界に知らしめた記録映画の記念碑的作品。
1969年、チッソを相手に裁判を起こした29世帯を中心に、潜在患者の発掘の過程を描き、肉親の記憶にのみ残された事実から水俣病患者の実態が明らかにされる。

土本典昭(つちもとのりあき)
1928年岐阜県生まれ。記録映画作家。
岩波映画製作所を経て、1963年『ある機関助士』でデビュー。『ドキュメント路上』、『パルチザン前史』などを発表ののち、1970年代以降「水俣」シリーズ17本を連作。『よみがえれカレーズ』などアフガニスタン関連作も3本を数える。2008年6月24日逝去。

『水俣 ─患者さんとその世界─<完全版>』(1971年/167分/16mm/モノクロ/東プロダクション)
監督:土本典昭
製作:高木隆太郎
撮影:大津幸四郎
録音:久保田幸雄
監督助手:堀傑
撮影助手:一ノ瀬正史
写真協力:塩田武史
配給:ロングライド