【Peter Barakan’s Music Film Festival2021】
ピーター・バラカンが選んだ音楽映画フェスティヴァル、「京都みなみ会館」と共同開催!!
何年か前からやりたいと話していた音楽映画祭がついに実現することになりました。音楽を題材としたドキュメンタリーもあり、コンサート映画もあり、音楽シーンを描いた劇映画もあり、しかも様々な時代とジャンルを網羅したライン・アップになっています。中には日本未公開の作品も、滅多に見る機会のないちょっと珍しい作品もあり、音楽ファン、映画ファン、共に喜んでいただけると思います。なかなか生の音楽を楽しめなくなっているこのコロナ禍で、大きなスクリーンで、いい音で、ぜひ体験してください。
—— ピーター・バラカン
【日程スケジュール】
※タイムスケジュールは後日発表
*この特集の作品はナチュラル美音大音量上映となります。詳細は、こちら
★ピーター・バラカン登壇トークイベント有り
「美と真実だけを追求し、他は忘れろ」
悲劇に満ちた“ジャズピアノの詩人”51年の人生と魂の音楽
現在でも多大なる影響と人気を誇るジャズ・ピアニスト ビル・エヴァンス。
その出自、キャリアのスタートから人間模様、死の間際までを8年に渡り追った、貴重な証言・映像・写真の記録を上映!その美しい音楽の源は?そしてその裏で「時間をかけた自殺」とも呼ばれたその人生の真実とは?
もちろん本人も多数登場。そして、誰もが名前を知るあの人も・・・
もちろん、ビル本人の肉声や映像・写真も多数収録。演奏シーンや仕事のインタビューはもちろんのことですが、幼少期の愛らしい姿や、麻薬に蝕まれながらも家族を大切にする姿など、貴重なプライベート・ショットの数々は必見です。
また、ジャズ史に燦然と輝くそのタイトル曲『ワルツ・フォー・デビイ』のモデルとなった姪のデビイら親族も証言者として登場。ジャズマニアでもなかなか観る機会のないこれらの映像は、ジャズファンのみならず広く音楽ファンの興味を惹きます。
『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』(2015年/ドキュメンタリー映画/アメリカ/85分/4:3)
監督:ブルース・スピーゲル
字幕:行方均
配給:オンリー・ハーツ
提供:タムト
協力:ディスクユニオン/ユニバーサル ミュージック