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親愛なる君へ   DEAR TENANT

上映中~8月12日(木)※休映日あり※上映終了

©2020 FiLMOSA Production All rights

日時

上映中~8月12日(木)※休映日あり※上映終了

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(18歳のみ) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,300/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

愛するが故に言えないことがある
間借り人は少年にとって“もうひとりのパパ”

立ちはだかる偏見——。
泣いて笑って、血の繋がりを超えた家族の絆をつむぐ物語

世界的評価を受けた『一年之初』や『ヤンヤン』など、人と人のつながりや人生模様、アイデンティティを描くことに長けたチェン・ヨウジエ監督が5年ぶりにメガホンを取り、緻密で繊細なストーリーラインで愛の極限を描いた最新作。ミステリアスで重いサスペンス調の展開を匂わせつつ、徐々に真実が解き明かされていくと、彼が描写を得意とする人を思う温かな情感溢れる結末まで一気に導いていく。
主演のモー・ズーイーは本作で高い評価を受け、第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)と、第22回台北映画奨で最優秀主演男優賞を受賞。また、老婦の名演が光ったチェン・シューファンは、第57回台湾アカデミー賞で最優秀助演女優賞を獲得した。

【STORY】

老婦・シウユーの介護と、その孫のヨウユーの面倒をひとりで看る青年・ジエンイー。血のつながりもなく、ただの間借り人のはずのジエンイーがそこまで尽くすのは、ふたりが今は亡き同性パートナーの家族だからであった。彼が暮らした家で生活して彼が愛した家族を愛することが、ジエンイーにとって彼を想い続け、自分の人生の中で彼が生き続ける唯⼀の方法であり、彼への何よりの弔いになると感じていたからだった。
しかしある日、シウユーが急死してしまう。病気の療養中だったとはいえ、その死因を巡り、ジエンイーは周囲から不審の目で見られるようになる。警察の捜査によって不利な証拠が次々に見つかり、終いには裁判にかけられてしまう。だが弁解は⼀切せずに、なすがままに罪を受け入れようとするジエンイー。それはすべて、愛する“家族”を守りたい⼀心で選択したことだった…

『親愛なる君へ』(2020年/台湾/カラー/106分/シネマスコープ/5.1ch/原題:親愛的房客/R18+)
監督・脚本:チェン・ヨウジエ
監修:ヤン・ヤーチェ
出演:モー・ズーイー、ヤオ・チュエンヤオ、チェン・シューファン、バイ・ルンイン
配給:エスピーオー、フィルモット