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BLUE/ブルー 

上映中~5月27日(木)※上映終了

©2021『BLUE/ブルー』製作委員会

日時

上映中~5月27日(木)※上映終了

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

情熱から、逃れられない。

挑み続ける姿が観る者の胸を熱くする
𠮷田恵輔監督『ヒメアノ~ル』『犬猿』が描く青春映画の傑作

監督・脚本を務めるのは、『ヒメアノ~ル』(16)や『犬猿』(18)などリアリティ溢れる描写で人間の光と影を表現し続け、映画ファンを魅了してきた𠮷田恵輔。『純喫茶磯辺』(08)『さんかく』(10)『麦子さんと』(13)など数々のオリジナル作品を世に送り出してきた𠮷田が、中学生時代から30年以上続けてきたボクシングを題材に、キャリアを更新する最高傑作を生み出した。長い構想期間を経て、自ら脚本を書き上げた本作では、挑戦者を象徴する”ブルーコーナー”で戦い続ける者たちの生き様を描きだす。

主演を務めるのは、日本アカデミー賞優秀主演男優賞など多くの賞を獲得し、演技派俳優として確固たる地位を築く松山ケンイチ。𠮷田監督からいち早くオファーを受け、脚本に惚れ込んだ松山は約2年もの間じっくりと役作りに挑み、情熱はあっても才能がない、試合に勝てない主人公・瓜田を熱演。才能と強さを合わせ持つ瓜田の後輩・小川を東出昌大が、モテるために始めたボクシングにのめり込んでいく新人・楢崎を柄本時生が演じる。『聖の青春』(16)以来5年ぶりの共演となる三人の、息の合った掛け合いも見どころのひとつ。また彼らの挑戦を見守る千佳役は、𠮷田監督作品への出演を熱望した木村文乃。瓜田の初恋の人でありながら、今は小川の婚約者という二人の間で揺れるヒロインを演じる。この4人の実力派キャストが魅せるアンサンブルは、キャリア最高の演技と言っても過言ではない。

【STORY】

時に人生は残酷だ。

大牧ボクシングジムには、ボクシングを愛し情熱を注ぐも試合には勝てない、トレーナー兼選手・瓜田と、抜群の才能とセンスで、ジムで20年ぶりの日本チャンピオンを狙う瓜田の親友・小川がいた。瓜田と小川は高校の先輩・後輩で、瓜田はどんなに努力しても試合では負け続き。ボクシングで挑戦者を象徴する“ブルーコーナー”がお似合いで、基本はできていても弱い、とジムの後輩たちにも軽んじられていた。一方、先に始めた瓜田の勧めでボクシングを始めた小川だったが、天性の才能ですぐに瓜田を追い抜き、瓜田を介して知り合った天野千佳とも付き合っていた。千佳は瓜田の幼馴染にして初恋の人。瓜田がボクシングを始めるきっかけを与えた女性で、今でもずっと好意を寄せているがその想いは伝えられずにいた。自らが欲したすべてを掴んだ小川を瓜田は羨むが、小川と千佳の関係を応援することしかできなかったー。

『BLUE/ブルー』(2021年/カラー/ビスタ/5.1ch/107分/G)
監督・脚本・殺陣指導:𠮷田恵輔
出演:松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生 / 東出昌大
主題歌:竹原ピストル「きーぷ、うぉーきんぐ!!(ビクターエンタテインメント)
配給・宣伝:ファントム・フィルム