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馬三家からの手紙【香港のいまを問う『香港画』公開記念】 LETTER FROM MASANJIA

3月7日(日)1日限定上映※上映終了

©2018 Flying Cloud Productions, Inc.

日時

3月7日(日)1日限定上映※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥900/UPLINK京都ユース会員¥800 ※『香港画』の半券提示で¥900(窓口限定)

詳細 DETAIL

劇場窓口限定『香港画』半券割引実施

劇場受付窓口にて『香港画』の半券をご提示で『馬三家からの手紙』を¥900にてご鑑賞いただけます。(オンラインは対象外となります。ご了承のほどお願いいたします)
・劇場窓口でのチケット販売:3月3日(水)10時より


緊急公開!!

私を殺さないでください
人権迫害を続ける中国の現在を明かす

一通の手紙で世界が動いた、今でも続く強制労働施設の実態。

2012 年、米オレゴン州で見つかった中国からの SOS の手紙が国際的なトップニュースになった。中国系カナダ人監督レオン・リーは、この事件に関心を抱き、中国の活動家らとの独自のネットークを通して、その手紙の主である孫毅(スン・イ)との接触に成功。ふたりはスカイプ上で連絡を取り合い、当局の圧力に苦しみながらも製作。本作は想像を絶する実態を明らかにし、世界中の映画祭で高く評価された。現在、頻繁に報道されるウイグル自治区の再教育施設の問題などとも重なるだろう。

【STORY】

米オレゴン州に住む女性ジュリー・キースがスーパーで購入した「中国製」のハロウィーンの飾りの箱に忍び込まんだ SOS の手紙。それは、政治犯として捕らえられた孫毅(スン・イ)が、中国でも悪名高い馬三家(マサンジャ)労働教養所の中で書いたものだった。8000 キロ以上の旅を経てクシャクシャになった紙には、信念のために収監され、拷問・洗脳されている実態が事細かに記されていた。このメッセージは次々と広まり、中国の労働教養所制度を閉鎖させるまでに至
った。しかし、これでストーリーは終わらなかった……

映画に関するキーワード

・法輪功

中国の伝統的な健康法である気功を、李洪 志(リ・コウシ)が 1992 年に公にした気功修練法、及びその団体。1999 年より江 沢民(コウ・タクミン)権下の中華人民共和国は、法輪功を邪教と定め活動禁止とし、弾圧を始めた。
以後、法輪功の実践者たちは中国共産党政権の司法、警察、政治的な迫害を受けており、裁判令状のない逮捕、拘束、収容所における死に至るほどの虐待や拷問が続いている。

・馬三家労働教養所

中国政府が反体制的とみなした人物を裁判なしで収容し、拷問や過酷な労働を強いる法律の枠外の監獄と言える。
孫毅の告発もあって中国国内外で批判が起き、2013 年 11 月に廃止された。

『馬三家からの手紙』(カナダ/2018年/76分/DCP/ビスタ/原題:LETTE FROM MASANJIA)
プロデュース・監督:レオン・リー
製作:フライング・クラウド・プロダクション
撮影:孫毅(スン・イ)/ マルカス・フン
字幕翻訳:鶴田ゆかり
字幕監修:阿古智子
配給:グループ現代