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ハウス・イン・ザ・フィールズ TIGMI N IGREN/House in the Fields

7月5日(月)上映※上映終了

日時

7月5日(月)上映※上映終了

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

詳細 DETAIL

モロッコの山奥で暮らすアマジグ族の姉妹カディジャとファティマ。

アトラス山脈の壮大な自然の中、自身の夢と、
伝統や慣習のあいだで揺れ動く心のうちを親密な映像で紡いでいく。

秋、収穫の季節には畑仕事。冬、厳しい寒さの中、火の周りで身を寄せ合う。
春、いちじくやアーモンド、りんごの花が咲き、世界がふたたび色づく。
夏、緑と太陽の光あふれる美しい季節の中、ラマダンが明け、盛大な宴が始まる——。

弁護士を夢見る少女ハディージャとその姉のファーティマは、モロッコの山奥で暮らすアマジグ族の姉妹。ある日、ファーティマが学校を辞めて結婚することになる。「結婚するのが怖い。だけど義務だから」と胸のうちを語るファーティマ。ハディージャは、大好きな姉と離ればなれになってしまう寂しさ、そして自分も姉のように学校を卒業できないかもしれないという不安を募らせていく。2人の揺れ動く想いをよそに、その日はやって来て……。

アフリカ北西部に広大に走るアトラス山脈の一部、モロッコの高アトラス南西地域。そこに住むアマズィーグ人は、信心深く、伝統を重んじ、自然の恩恵を受け、数百年もの間ほとんど変わらない生活を送っている。世界的建築家ザハ・ハディドを叔母に持ち、写真家としても活躍するタラ・ハディド監督は、本作の製作にあたり、7年にわたって現地に通い、彼らと寝食をともにしたという。雄大なアトラス山脈の四季折々の自然の中で、被写体に寄り添った親密な映像は、失われつつある生活様式や文化を記録しながら、人々の内なる想いをも紡いでいく。

『ハウス・イン・ザ・フィールズ』(モロッコ、カタール/2017年/86分/1:1.85/アマジグ語/原題:TIGMI N IGREN)
監督・撮影:タラ・ハディド
出演:カディジャ・エルグナド、ファティマ・エルグナドほか
字幕翻訳:松岡葉子 
配給・宣伝:アップリンク