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【見逃した映画特集】ブンミおじさんの森

上映中~7月2日(木)

©Kick the Machine Films

日時

上映中~7月2日(木)

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900

詳細 DETAIL

美しく斬新なイマジネーション、思わず笑みがこぼれるユーモア。
何より生と死に対する優しく深い洞察が、世界に驚きを与えた傑作!

監督は、アーティストとしてもヒューゴ・ボス賞にノミネートされるなど国際的に注目され、映画監督としても長編第1作『真昼の不思議な物体』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で優秀賞を受賞、2作目『ブリスフリー・ユアーズ』はカンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ、3作目『トロピカル・マラディ』がカンヌ国際映画祭審査員賞に輝いているアピチャッポン・ウィーラセタクン。各国の映画祭で高く評価されながらも、これまで日本での劇場公開には至らなかったが、今回が満を持しての初の劇場公開となる。

【STORY】

いくつもの時を生き 穏やかに 目を閉じる。
いつかどこかで また会える。

タイ東北部のある村。腎臓の病に冒され、死を間近にしたブンミおじさんは、ジェンとトンを呼び寄せる。ジェンは、ブンミの死んだ妻の妹だ。
夜。ブンミとジェン、トンが夕食を囲んでいると、そこにふっと、女性の姿が現れる。19年前に死んだブンミの妻、フエイだ。フエイはブンミの病気が心配でやってきたのだ。フエイの姿は42歳の時のまま。ブンミたちは最初こそ驚くものの、懐かしさから皆で語らいはじめる。
しばらくすると物音がして階段を何か黒いものが上がってきた。数年前に行方がわからなくなった息子ブンソンが、姿を変えて戻ってきたのだ。
愛するものたちがブンミのもとに集まってきた。いよいよ行く時が近づいてきたのだ。ブンミは前世を思い出す。
ある日、ついにブンミはフエイ、ジェン、トンとともに森に入っていく。奥へ奥へと森をすすみ、やがて4人は洞窟の中へ。
真っ暗な洞窟の中。岩がまるで宇宙の星のように輝くのを見ているうちに、ブンミはここで生まれたことを思い出し、自分の前世に思いを馳せながら、つぶやくように話しはじめた……。

『ブンミおじさんの森』(2010年製作/114分/G/イギリス・タイ・ドイツ・フランス・スペイン合作)
監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
出演:タナパット・サーイセイマー、ジェンチラー・ポンパス、サックダー・ケァウブアディー、ナッタカーン・アパイウォン