日時
上映中~7月30日(木)
料金
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900
上映中~7月30日(木)
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900
20世紀も終わりに近づいた1996年、カンヌ国際映画祭でパルム・ドール大賞に輝いた作品が日本で公開され映画ファンの度肝を抜いた。子ども時代に夢みた幻想的な映像と思わず踊り出したくなる強烈なビートによる音楽の饗宴が観客の五感に直接シンクロし、観る者の心がなぜか満たされた奇跡の映画、その名も『アンダーグラウンド』である。映画界の超異端児にして天才的クリエーター、エミール・クストリッツァ監督が祖国ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(旧ユーゴスラヴィア)の50年に渡る悲劇の歴史をブラックなファンタジーとして再構築したこの映画は、国が崩壊してしまった現実を前にして愛と狂気で生き抜いた人たちの姿を描いた映画史に残る一大傑作!
ナチス・ドイツ占領下のセルビアを舞台に、レジスタンス(?)として活躍する男のいい加減なアイディアで、敵の目をあざむく為、広大な地下空間(アンダーグラウンド)へ避難し、戦争後も人知れず50年もの間生活していた人々の群像劇。政府の要職についたサギ師、武闘派の電気工事技師、美貌の舞台女優3人による恋と裏切りに満ちた半世紀の物語を軸に、戦争や紛争をカオス的コメディーに仕立てあげたこの作品はあなたにかつてない映画体験を約束します。
『アンダーグラウンド』(1995年製作/171分/フランス・ドイツ・ハンガリー合作/原題:Underground)
監督:エミール・クストリッツァ
出演:ミキ・マノイロヴィチ、ラザル・リストフスキー