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【見逃した映画特集】ブラインド・マッサージ

上映中~9月3日(木)

日時

上映中~9月3日(木)

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900

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詳細 DETAIL

光を見る目、闇を見る目。
南京の盲人マッサージ院を舞台にロウ・イエ監督が描く、
生きることの希望と絶望を凝視する衝撃作

南京の盲人マッサージ院を舞台に巻き起こる人間模様を苛烈に描いた本作は、2014年、第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞(芸術貢献賞)のほか、台湾のアカデミー賞・第51回金馬奨で作品賞を含む6冠、その翌年アジア全域版のアカデミー賞とも言われる第9回アジア・フィルム・アワードで作品賞と撮影賞など数多くの賞を受賞。視覚障害者の視点を体感するような映像と、人間の本能をえぐるような衝撃的な物語が世界中で絶賛された。

出演はロウ・イエ作品ではおなじみの実力派俳優、チン・ハオ(『二重生活』『スプリング・フィーバー』主演)、グオ・シャオトン(『天安門、恋人たち』主演)を初め、『長城』(チャン・イーモウ監督)や、2018年公開の日中共同製作『空海-KU-KAI-』(チェン・カイコー監督)の主演に染谷将太とともに抜擢されるなど、話題作への出演が相次ぐ中国好感度No.1俳優ホアン・シュエン。盲人マッサージ師という難しい役どころを緊張感たっぷりに演じている。また、マッサージ院で働くその他のキャストは、すべて実際の視覚障害者。コン役のチャン・レイは金馬奨で最優秀新人演技賞を受賞した。

【STORY】

南京のマッサージ院。ここでは多くの盲人が働いている。幼い頃に交通事故で視力を失い、「いつか回復する」と言われ続けた若手のシャオマー、結婚を夢見て見合いを繰り返す院長のシャー、客から「美人すぎる」と評判の新人ドゥ・ホン。ある日、マッサージ院にシャーを頼って同級生のワンが恋人のコンと駆け落ち同然で転がり込んできたことで、それまでの平穏な日常が一転、マッサージ院に緊張が走る――。

『ブラインド・マッサージ』(2014年/中国、フランス/115分/中国語/カラー/1:1.85/DCP/原題:推拿)
監督:ロウ・イエ(『二重生活』『スプリング・フィーバー』)
脚本:マー・インリー 撮影:ツォン・ジエン
原作:ビー・フェイユイ著『ブラインド・マッサージ』(飯塚容訳/白水社刊)
編集:コン・ジンレイ、ジュー・リン
キャスト:ホアン・シュエン、チン・ハオ、グオ・シャオトン、メイ・ティンほか
配給会社:アップリンク