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【見逃した映画特集】ラッカは静かに虐殺されている

8月1日(土)~8月2日(日)※上映終了

(c)2017 A&E Television Networks, LLC | Our Time Projects, LLC

日時

8月1日(土)~8月2日(日)※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900

詳細 DETAIL

我々が勝つか、皆殺しにされるかだ

武器はスマートフォン。
混迷を深めるシリア内戦で秘密裡に行われるインターネットを駆使した情報戦、
ニュータイプの戦争を捉えたドキュメンタリー史上、最も緊迫した90分。

戦後史上最悪の人道危機と言われるシリア内戦。2014年6月、その内戦において過激思想と武力で勢力を拡大する「イスラム国」(IS)がシリア北部の街ラッカを制圧した。かつて「ユーフラテス川の花嫁」と呼ばれるほど美しかった街はISの首都とされ一変する。爆撃で廃墟と化した街では残忍な公開処刑が繰り返され、市民は常に死の恐怖と隣り合わせの生活を強いられていた。海外メディアも報じることができない惨状を国際社会に伝えるため、市民ジャーナリスト集団“RBSS”(Raqqa is Being Slaughtered Silently/ラッカは静かに虐殺されている)が秘密裡に結成された。彼らはスマホを武器に「街の真実」を次々とSNSに投稿、そのショッキングな映像に世界が騒然となるも、RBSSの発信力に脅威を感じたISは直ぐにメンバーの暗殺計画に乗り出す――。

メキシコ麻薬密売地帯に危険を顧みず潜入した前作『カルテル・ランド』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞候補になるなど各国の映画祭で高い評価を受け、ドキュメンタリー作家として一躍その名を世界に轟かせたマシュー・ハイネマン監督。彼が次にカメラを向けたのは、5年間での死亡者が47万人*にものぼるシリア内戦だった。製作総指揮をアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『「闇」へ』を監督したアレックス・ギブニーが務め、想像を絶するほどの極限の緊迫感を持つドキュメンタリーが完成した。
*2011年~2015年の推定数:シリア政策研究センター調べ

『ラッカは静かに虐殺されている』(2017/アメリカ/92分/アラビア語・英語/2.35:1/5.1ch/DCP)
監督・製作・撮影・編集:マシュー・ハイネマン(『カルテル・ランド』)
製作総指揮:アレックス・ギブニー(アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞『「闇」へ』監督)
字幕翻訳:今井朗子/字幕監修:ナジーブ・エルカシュ
配給:アップリンク
(c)2017 A&E Television Networks, LLC | Our Time Projects, LLC